頑張れる?コメント No.58016

No.580162016-06-24 13:25

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>No.57994への返信



風の旅人さん、お返事ありがとうございます。

まさに的確すぎて驚きました。100%と言っていいほど、話の流れはそのままその通りです。
話を聞いていたのではないかと思うほど、推測される彼の気持ちはそのまま私に彼は口で伝えていました。
私が信じていないだけで。


少し過去の話をさせてください。
長いので読み飛ばしていただいても大丈夫です。

今となっては対等に話ができるようになりましたが出会った頃の私は本当に幼く子供でした。

若く田舎育ち、さらにみなさんが仰る通り自信過剰で目立ちたがり
その自信は溢れ出ていて、立ち居振る舞い表情全てから放っていたと思います。かわいがられることに慣れていたんです。

そこに若さと少々うまくいきすぎた人生も重なって私は全てが自分の思い通りになると信じていました。他人は全て自分の為に存在しているとすら思っていました。
それは自分にそれだけの魅力があるというわけではなく、自分にそれだけのパワーやポテンシャルがあるという自覚でした。乗り越えてきた様々な過去が私を強くたくましくしていました。
1人でも生きていけると思ってた私は結婚願望なんてカケラもなく、最初はただ彼を翻弄したかったんです。いつものように自尊心を満たしたくて。

ですが最初真剣にアプローチしてきた彼は
そんな危険な女とのお遊びなど全く望んでおらず、「お前は危ない」とすぐにブレーキをかけ恋心の扉がバタンと大きな音を立てて閉まったのを感じました。
こんな女より仕事だ!というスイッチに完全に切り変えたのでしょう。

いつもここで盛り上がるのが男性だと思ってた私は
それが何故かも分からず悔しくて悔しくて、あの手この手で彼の扉をこじ開けようとしましたが、
安定した幸せ....風の旅人さんが仰るパートナーというのでしょうか、刺激など全く求めていない彼は逃げる一方でした。
それどころかあれはこれはとジタバタする私を「この子大丈夫か?」とやがて心配の目を向けられるようになりました。
そうなると「私は心配されるようなたまじゃない!」と傲慢さが加速するわ、他の人なら支配できるのにと彼に見せつけるように周りの人をオモチャのように扱うわ、今思うと本当に残念な女の子でした。
そしてそういったところを「お前は思いやりがない」と全否定され、余計に悔しく、「人の顔色を気にする人生なんてごめんよ!」と反発するようになりました。

彼に「ゆいにとっての幸せってなんなの?」と聞かれた時に「自由でいること、縛られたくない、思うままに生きたい!」と突き放して帰ったのを覚えています。

彼は私を上に見てくれていましたが、なぜか自分を大事にすることができていないと考え、この人にはきっと愛情が足りないんだと思ったようで、
「必要なのは愛情に違いない」と、そこから2年無償の愛情を注がれることになりました。本当に無償のやつです....。
私のワガママを聞き、私の要求に応え、私が寂しくないようにそばにいる、本当の愛情はこういうものだと
道をそれれば説教をし、諭す。
あなたを大事にしてるという姿勢で向き合ってくれました。

私は甘えきってハリボテで作っていた女の皮すらすっかりはげてしまい、自分がなんの力もないのに見せかけだけただ強がって生きてただけなことを思い知らされました。
1人では何もできず、人に支えられながら生きていたのに感謝せず傲慢に生きていたんだと気づきました。
もっと賢くなりなさい、女性になりなさい、大人になりなさいと
彼は私をなんども諭しました。
本当のゆいはもっとすごいと、彼が私を信じてくれたからだと思います。

ただどんなに愛されても「付き合って」と言われず、彼に届いていない現実は辛く、
この苦しみはなんなんだと散々悩み、
彼との関係の中で色々気づかされ、傲慢で自分のことばかり考えていたせいで今まで散々疎かにしていた本当の人付き合い、仕事のことと、他人への思いやり
自分の人生に本当に大切なマナー、振る舞い、気遣い
そういった人として大事な部分がぐんぐん育っていきました。

追いかけて追いかけて駆け足で大人の階段を登りました。

そして彼の優しさに触れる中で
自分にとっての幸せは「好きな人に愛されること」だということにも気づきました。
それが叶わないから苦しいのだと知りました。女性の幸せが結婚だと言われるその理由を知りました。
そしてどんな女性が愛されるかを考え、自ずと見た目や話し方、振る舞いも変わり
若いかわいいだけでチヤホヤされていた時とは比べ物にならないくらい、今ではお誘いの質がぐっと上がりました。

「ゆいはすごい変わった」と彼に言われた時、
それでもなお、「付き合う」とは言ってくれない彼が
心がないのにかわいそうな私に尽くしてくれてたんだと受け止めることができました。

「私はもう、あなたがいなくても幸せになれる」と伝えると
「そうなると思ってた」と彼は涙ぐみましたが、お前は最高の女だよ、絶対幸せになれと送り出してくれました。

出会って2年半と書きましたが最初の2年はこんな感じだったのであってないような時期だったと思います。
なので書きませんでした。


離れたものの、なんの因果かトラブルが重なり再会をしたのはすぐでした。

お互いに会った時に抑えきれず
「お前が好きなんだよ」と涙声で言う彼に強く抱きしめられた時、私が欲しかったのはこれだと確信しました。この人に追いつくために私は頑張って大人になったんだ。
やっと対等になれたんだ。
傲慢で子どもだった私に恋愛感情は失っても、私と向き合って、私の幸せを考えてくれたこの人のことが好きなんだと思いました。

本当にスタートを切ったのはここ3.4ヶ月かと思います。

前置きが長くなりましたが
そこでようやく「付き合う」という問題に触れ、彼の仕事の状況を聞くこととなりました。
2年前の私なら到底できなかった話です。

彼は全て向き合ってくれました。

今考えれば彼は事実を述べてただけなんですけど、自信を持ちきれず、それを口実にかわしてるだけなのかと勘ぐってしまいワーワー騒ぎました。
しかしそのわりには本気で好きとか言ってくるし、本当は好きじゃないのかと考え出したら止まらず、本当、本当じゃないがシーソーのようにバタバタして苦しくて

もう付き合えないなら連絡してこないで!と言ったんです。

彼は「お前にそんな苦しい顔させたいわけじゃない、そんなに苦しむなら俺と離れた方がいいんじゃないか」と言いました。
あぁやっぱり嘘だったんだと思い顔をおおって泣いたら、彼は私の手を握って「ごめんなさい....ごめんなさい....!!」と聞いたことないような声で言いました。自分の不甲斐なさを責めたんだと安易に想像つきました。

それが相談文に繋がります。
問題の本質が自分でも分かっていませんでした。なのになぜ付き合わないの?そればかりがグルグルしていました。

ゆいはかわいくて....とか
彼は私を好きだと思う....とか
そういった文が目立ったのは、自分の自信の表れというよりは、そう言う彼を誰より信じれない私の不信感からでした。
言ってるだけでまだ足りないのかもしれない、男性はみんなこう言う生き物なのかもしれないと。まだ頑張りが足りないのかもしれない。仕事は口実なのかもしれない。頑張るだけ無駄なのかもしれない。
現実がなんなのかが知りたかった。
実際のところ、どれも的外れだったように今は思えます。

風の旅人さんのコメントを見て本当に驚きました。彼が言ってることそのままでしたし、私が見てる彼の姿が描かれていました。
彼は素晴らしい人ですし、私は相当に彼を愛しています。彼を女々しいと思ったことはありません。
私の幸せばかり考えて守ってくれる優しい人だと思っています。
ただそれが勘違いかもしれないと信じきれないだけでした。

私自身が彼と自分自身を疑う気持ちから、あんな書き方になってしまいました。
思いっきり否定されて諦めて次に進まなくてはいけないとどこかで思っていました。考えが逃げ腰でした。

少ない情報の中関係性を読み取っていただいたアドバイスは、どれも私の胸にしっかりささりました。

向き合うのが怖くなって投げ出していましたが、このままではだめだと思いました。

昨日彼に会って話をしてきました。
パートナーになるためにです。

あなたにとっての夢、成功、本当の幸せ
そういったことをちゃんと理解したいと思い、聞いてきました。

結果は
....すっからかんで全く中身がありませんでした。

「考えたことがない、難しい」と彼は言いました。
「え?夢がないの?」と驚くと「マイナスがありすぎて考えられないんだ」と。

「じゃあ何があなたにとって幸せか、考えられる?こんな感じなら幸せだって心から思えるビジョンを描ける?」と聞いたら「それは、ゆいとのことを考えることと同じくらい難しい」と答えました。
「どうしたらあなたは幸せになれるの?」と聞くと、「なんのしがらみもなければゆいといたい。ゆいといると幸せだから。でも仕事は捨てられない」とわけの分からないことを言います。

彼自身、自分の方向が定まっておらず、目標がないまま猛進してるだけのようでした。
「人生を費やしてるのにゴールがなければ成功も失敗も分からないんじゃないの?」と聞いたら「最初は考えていたんだけどだんだん苦しくなって考えられなくなった」と言われ
本当の問題はここなのかなと気づきました。

「私はあなたに幸せになってほしい。あなたが幸せになるためにやってることなら応援したい。でもやっていても幸せになるのかあなたも分かってない。成功を描けないなら失敗にも気付けない。ゴールがないなら計画もたてられない。マイナスを埋めることはゴールに向かうためのひとつの手段だと思う。それを目的にしたら抜け出せない。進めない。そもそもあなたにとってお店をすることが本当に幸せなの?なぜそこにこだわるの?」と突っ込むと、彼は固まっていました。
考えたこともなかったと。

そして「ちゃんとそこを考えるとゆいといることが幸せな気がする、ゆいといたい」と言われ
初めて、本当にこの人でいいのかという不安がよぎりました。

少し考えてから「一度自分の幸せがなんなのか考えて。私のことはいいから自分のために。それくらいは答えを出した方がいいと思う。私ではなくあなたの人生のために」と伝え
話はそこで着地して終わりました。

そして今朝、「昨日の課題、今日考えてみる」とメッセージがきていたので「無理しないで、考えるなら自分の為に考えてね」と返しました。

道は長そうです....。

そういえば最初の頃彼に
「ゆいにとって何が幸せなの?」と聞かれて「自由になること」と突き放したことを思い出しました。
時が経って「あなたにとっての幸せは?」なんて私が聞く立場になるとは思いませんでした。

それを聞くことに深い愛情があったことも今になって分かりました。最初から私は愛されていたんだなって。
彼で本当にいいのか覚悟を決めるのはこれからになりそうです。
自分や相手を疑わず、私たちの幸せが重なることを願って考えたいと思います。
彼の人生に依存せず、自分自身の幸せも自分で考えて....。

とても、とても冷静になれました。

もし彼を選んだなら、傲慢にならず不器用すぎる彼を彼の幸せに優しく導いていけたらと思います。
私にとって、それは幸せなことのはずです。
好きな人のためにする努力や苦労が私は好きみたいなので。

心に刺さるお言葉、風の旅人さん、みなさん本当にありがとうございます。

長くなりすぎてしまってすみ

  • [年齢非公開]
  • ゆい(投稿者)

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