無償の愛とはそんなに罪深いことなのかコメント No.95646

No.956462021-03-14 23:32

hamaruさん

相談文と他の方への返信も全て目を通した上でコメントさせて頂きます。

私にはhamaruさんが「自分のことをステータスや外見で判断せず、かつ自分が好きになれるような異性と出会い、一切を搾取されない順調な恋愛を経て幸せな結婚をしたいし、失敗も傷付くこともしたくないから100%その目的を達成することの出来る方法「だけ」を教えろ」と仰っているように感じ取れました。
結果を求めるあまり、そこに至るプロセスにまったく目を向けていないという印象です。
（批判しているわけではなく、あくまで私はこう感じましたよという事実をお伝えしているだけですので、ご了承下さいね）

「打算が前提の恋愛はなにか違う」と思うお気持ち、「パートナーに認められ、愛し愛されたい」お気持ち、すごくよくわかりますよ。それは同意します。
ただ個人的な経験でものを言わせて頂くと、私は健全で成熟した愛情を人と育てるためには精神的な「素地」が必要だと感じています。器みたいなものですね。
愛情を与えるにしろ受け取るにしろ、その「素地」が出来上がっていないと、与える愛情が重すぎて相手に負担を与えたり、相手が与えてくれる愛情を歪めて受け取ってしまったり、または受け取ることすらうまく出来なかったりします。
hamaruさんは幼少期に十分な愛情を与えられなかったことで「素地」が出来上がっておらず、よって心が不安定な状態なのではないかと思います。
私から見ればとても親身なコメントに対してもものすごく噛みついたり否定的な返事が多いですよね。
hamaruさんは怯えています。愛情を渇望しすぎています。あまりに強い感情で愛を渇望しているので、ご自身が求める理想の愛以外の形のものをすべて排除しようとしています。
そうすることでご自分の心を守ろうとしている、そんな風に見えました。
それって悪いことではなくて、むしろ普通のことです。hamaruさんの心を守れる要素が、hamaruさんの中には少なすぎるのです。
じゃあどうしたらもっと心を守れる要素を増やせるの？というと、実はhamaruさん自身が仰っていますが

＞視野を広げる

これなんですよね。
この言葉だけだと意味が広すぎるので例を挙げますと、たとえば

・普段行かない場所へ行く
・普段着ない系統の服を着る
・普段起きない時間に起きてみる
・普段見ない番組や、読まない本を読んでみる
・映画を観た後レビューサイトで自分と違う意見の人のレビューを読んでみる　etc.

要するに決まりきってしまっている今の自分の行動パターンや考え方の殻を破ってみるということなんです。
hamaruさんの言葉を例にしますと、

＞誰かが死んだという事実があったとして、その事実はどう考えても変わりません。

誰かが死んだという事実が変わらないものであったとしても、それを悲しむ人や打ちひしがれる人がいる一方で「ようやく楽になれたんだね」と安堵したり、羨んだりする人もいることでしょう。
私の愛するアーティストは死を「死ぬ、というより、帰る」と表現していて、それも素敵な視点だと思いました。
「事実」意外にも「感情」「憶測」などに目を向ける、これもまた「視野を広げる」ことです。
また「趣味だなんだ、そんなことで出会いがあれば苦労しない」といったことを仰っていましたが、実際に私の知人はそれまで興味もなければやったこともないカヌーの体験に気まぐれで行ったら、そこで出会った男性と意気投合し結婚しましたし、私自身もそれまで敬遠していた職種の人間と関わるイベントに気まぐれで参加してそこで出会った男性とお付き合いしたこともあります。
行動して結果が伴うかどうかは誰にもわかりません。100%結果をお約束できることなんて、この世界では限られています。
でも行動しなければ永遠に結果は得られない。これは絶対です。

そうして視野を広げ、考え方の幅を広げることでhamaruさんは確実に変わります。
（あぁ、これは99％くらい結果をお約束出来ます。笑）
自分が変わると、自分が今まで見ていた世界まで変わっていきます。
hamaruさんは今ほど人の言葉に敏感になって必死に自分を守ろうと攻撃的になることもなくなるでしょうし、今まで気付けなかった人の優しさや思いやり、愛に気付くことが出来るようになっているはずです。
そうなると、恋愛が上手くいくかどうか以前に、格段に生きやすくなります。

ポジティブマインドになれば出会いがあるかどうかは証明出来ませんが、もし「なんて素敵な人だ！この人こそ探し求めていた理想の相手だ！」という人に運良く出会えた時に、今のままのhamaruさんで自信を持って「僕を愛してください」と言えますか？
hamaruさんは今のご自分に満足されていませんよね。あなた自身が愛せない自分を、他人に愛してもらおうと思うことはおこがましいことではないのでしょうか。
あなたの理想とするお相手に、今のあなたは相応しいんだと、釣り合いが取れていると本気で言えますか？
自分のことを100%愛せなくてもいいです。それでも「僕は自分のこういうところが気に入っている。こういうところは自信がある」と、人には言えずとも自分の中でだけでも胸を張れる要素があれば、それが先述した「素地」になります。
そして「素地」は視野を広げ、様々な経験を繰り返し（傷付くことも含まれます。残念ながら）、決して被害者意識にとらわれずに一つ一つの経験から大切な学びを得る（コレが大事）ことによってより強固に完成されていきます。
「素地」が出来上がってからのhamaruさんが人に与える愛も、誰かから与えられる愛も、必ず今とは全く違うものになっているはずです。

最後に。
「やってみて」ください。
hamaruさんは皆さんの返信の中で「証明してください」「根拠を教えてください」とよく仰っていましたが、そんなことを聞いたところでhamaruさんに明日恋人が出来るわけではないので（笑）それよりもまず、「やってみて」。
これはあなたと同じように愛に飢え、愛を渇望し、それなのに自分で自分を愛すことは出来ず、人の言葉に批判的で否定的だったけれど、ここで色々な方のアドバイスを受けながら、時に笑い時に泣き、死にたくなるほどの痛みを何度も経験しながらようやくまともに人を愛し愛されるようになれたと自負する私自身からのお願いです。
誰お前？って感じだと思いますが（笑）証明してくれと言われたら私自身が生き証人みたいなものです。
hamaruさんの愛されなかった過去は変えることが出来ませんが、未来は今どんな行動を取るか、どんな価値観を育てていくかによって無限に変えられます。
聞き飽きてるかもしれませんが、まずは自分を愛してください。そしてそのためには視野を広げてください。
決して腐らないで。笑
応援しています。