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No.981622021-09-14 10:53

まりもさんこんにちは。
厳しいアドバイスになるけれど大丈夫かしら？
引き返すなら今よ。覚悟してね。

この相談を見てアタシが真っ先に感じたのは、まりもさんがとても思い込みが激しくて努力が苦手な人だということ。
ここを改善しない限り恋愛はうまくいかないし、逆にいえばここを改善すれば恋愛はうまくいくのよ。
問題は、それをするかしないかだけ。

>わたしの因果律として、すごく好きな人とは続かない。なぜなら、好き好きが伝わり、好きすぎて、一喜一憂してしまうからです。おそらく直らないです。
「因果律」なんて言葉で簡単に片付けてしまうのはおやめなさい。
そういうふうに考えているから直らないのよ。
本気で直したいなら直せるの。
それを「因果律」と表現するのは努力の放棄に他ならないわ。
例えば、受験生が「私の因果律として偏差値は上がらない。なぜなら、気が散って勉強ができずすぐにゲームをしてしまうからです。おそらく直らないです」と言っているのと同じことなのよ。

恋愛は勉強と違うと思われるかもしれないけれど、恋愛にだってスキルはあるわ。
そしてそれは訓練で確実に身に付くものなの。
運命の相手に出会えるか、出会えたとして好きになってもらえるか、ということは確かに自分ではコントロールできないわよね。
でも、運命の相手に出会えたときにベストを尽くせるか否かは普段の訓練次第というわけ。
その訓練を怠っていては手に入るものも入らないのよ。

ではその訓練とは何かというと、「感情と行動のコントロール」よ。
まりもさんは「彼のことが好きすぎて○○してしまう」という言い方をするけれど、ここを分離しなければいけないわ。
彼のことを好きすぎてもいいし、彼からの連絡に一喜一憂してもいいし、自分だけを見てほしいと思ってもいいの。
そこは自分に許してあげるの。
でも、それを行動に結びつけてはダメ。
好きすぎるからすぐ身体の関係になるとか、連絡が来なくて不安だから問い詰めるとか、自分だけを見てほしいからしつこくするとか…とにかく感情と行動を短絡的に結びつけてはいけないのよ。
「好きすぎるけどすぐ身体の関係にはならない」「一喜一憂するけど彼にはぶつけない」というように、行動をコントロールしていく必要があるわ。
これが恋愛の訓練よ。

最後に。
アタシはまりもさんが「直らない」ということを直すようにアドバイスしたけれど、本当のところはまりもさん自身があまり直す気がないのではないかと感じるのよ。
なぜかというと、「ありのままの私」を愛してほしいという願望が見えるから。
すぐ舞い上がって、すぐ身体の関係になって、ウザいほどに好き好きアピールをしてしまうこんな私を丸ごと愛してほしい！と、本当は思っているのではないかしら？
これらを直して仮に愛されたとしても、それは「偽りの私」を愛されているだけのように感じてしまうのではない？
だからまりもさんはいつかありのままの自分を愛してくれる人が現れることを夢見て、「因果律」「直らない」と言い張って自分を貫いているのだとアタシは分析したわ。

でもね。
その無償の愛って本来、親に求めるものなの。
まりもさんからすると他の女性は「ありのままの私」を愛してもらえているように見えるのかもしれないけれど、それだって彼女たちの見えない努力の上に成り立っているものなのよ。
今はありのまま愛されている女性だって、その幸せにあぐらをかいて傍若無人に振る舞うようになればいずれ関係は破綻するわ。
それが男女ってものなの。
どんなに醜くてもわがままでも犯罪者になっても、変わらず愛し続けてくれる存在がいるとすれば、それは親だけなのよね。
そして、まりもさんの親はきっとそういう無償の愛をくれる人ではなかったのだとアタシは勝手に分析しているのだけどいかが？
まりもさんは親にしてほしかったことを男性に求めているような気がするわ。

恋愛もいいけれど、過去の自分と向き合ってみるのもまた良いかもしれないわね。
お大事に。