「嫉妬心」と上手に付き合う方法~自分を信じられなくなったときの対処法

「嫉妬心」と上手に付き合う方法~自分を信じられなくなったときの対処法

彼が、キレイな女性と楽しそうに話しているのを見てしまったり、デートの時にすれ違った素敵な女性を彼が目で追っているときなど、つい「嫉妬心」を抱いてしまうことはありませんか。
人とくらべたからといって、自分にとっていいことは何もないと分かっているのに、湧き上がってくるこの「嫉妬」の感情とは、いったい何なのでしょうか。
今回、恋愛ユニバーシティに寄せられていたのも「嫉妬心はどうすれば克服できますか」というご相談です。嫉妬と上手に付き合う方法を学びましょう。

【相談】彼に振られて1か月。何に対しても嫉妬してしまう自分がいます。

1か月前、彼に振られました。もともと私は嫉妬を感じやすいのですが、元彼が同じ職場のため、仕事のできる彼と自分をくらべてしまったり、元彼がほかの仕事のできる女性と楽しそうにしゃべっているのを見ると、自分のダメさ加減を痛感してしまって、男女問わず嫉妬してしまい苦しいです。どうすれば克服できるでしょうか。(20代後半 女性)

1. 嫉妬はコミュニティで生きるために「必要な感情」

まず、嫉妬とは「「自分の守備範囲」にいる、自分よりちょっと上の人に抱くものなのです」というユーザーからのアドバイスがありました。自分がまったくかなわないという思う相手には、嫉妬すら感じないのだそう。
たしかに、自分が嫉妬を抱く相手は、手を伸ばしたら届きそうな相手が多くありませんか。“元彼が選んだ新しい彼女”、というのもつい嫉妬しやすい対象ですが、これは元彼と付き合っていた自分よりも、後に選ばれた人(ちょっと上の人)ということから嫉妬を抱きやすいのですね。

恋愛カウンセラー・ぐっどうぃる博士によると「幸福を決めているものの一つは、比較です。周りの人間より充実しているかどうか、周りの人間より良い生活をしているかどうかなどで自分の幸せが決まったりしてしまいがち」なのだそう。また、人間は「社会、コミュニティをつくるように作られていますが、「他人に役立ちたい」「他人をアッと言わせたい」「他人に自分だけが知っている情報を伝えたい」など、コミュニティに無意識に貢献したいように作られている」といいます。そのため、自分より貢献できる人間が現れると「嫉妬を感じる」のは仕方のないことであり、「その感情も、社会、コミュニティに貢献するために必要なもの」だというのです。
つまり、嫉妬という感情は、人間にとってとても自然なものなのですね。

2. 嫉妬を感じたらすべきこと

では、嫉妬を感じたら、具体的にどうすればいいのでしょうか。ユーザーからは「○○さんは仕事できるし素敵だからうらやましいなー。私も負けないようにがんばろう」と、明るく言って、頑張ればいい、という意見があがりました。嫉妬の感情が「妬み」になってしまうと、ネガティブな感情として認識してしまいがちですが、嫉妬をプラスのエネルギーに変えるのは、とてもポジティブでいいですね。前述のように、嫉妬する相手とは「少し上の相手」が多いため、頑張れば届くかもしれないという感情がその根底にあるものです。嫉妬心が強い人とは「自分に自信がない人が多い」とも言われています。
嫉妬の感情をもってしまったら「あ、私はいま○○に嫉妬しているな。」と一度自分で自覚するのもおすすめだといいます。自分の気持ちに素直になることで、冷静に自分が何に対して嫉妬しているのか見えてくるというのです。
それでも、嫉妬して苦しんでしまうのなら、対象を「視界に入れない(見ないこと)」もしくは、「味方にしてしまう」のも効果的なのだとか。
嫉妬をポジティブなエネルギーに変えるのは、最初は難しいかもしれません。でも、自分の自信の無さからくる感情なのだと冷静にとらえることができれば、その次に自分がどうすべきなのかが、おのずと見えてきそうですね。

3. 何か一つでも成功体験を得てみよう!

また、自分の自信の無さと向き合うためには、「何か一つでも成功体験を持つと良い」という意見がありました。「仕事でも趣味でもダイエットでも、とにかくすごく頑張って、人に認められるような結果を出すと、自分に自信も持てるし、人と比べる事に意味がないことも実感としてわかるようになる」というのです。
また、そのような体験をすることによって、「人の成功も喜べるようになる」のだとか。自分が努力をして成功したときは、ほかの人も地道にそれなりの努力をしているんだと、その努力に敬意が払えるようになるのだといいます。
小さな成功体験でも、それをいくつか重ねていくと、自分への自信へとつながっていくのだそう
小さな目標を決めて、それを達成する、という経験をなるべく自分に課してみると、自分への自信につながるのですね。

嫉妬を感じたら、それは自然な感情であり、自分の可能性を信じているからなのだ、と感じられるようになれば、嫉妬の感情もプラスにとらえることができるかもしれません。

この記事は、相談者本人が特定されないため、記事の意図に影響のない範囲で内容を変えています。

参照:みんなの恋愛相談<その他>「嫉妬深すぎて疲れます…」

(知花きのこ/恋愛ユニバーシティ)

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