【3】魂レベルのカップルになる為に【 交際中 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ
魂レベルのカップルになる為の料理方法です。
第3のステップをお伝えします。
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※ 前回までの記事はコチラです。
【 序章 】「彼氏が欲しい」「結婚したい」だけではダメ!ただの恋人同士ではなく、魂レベルのパートナーシップを築きたい貴女へ。
【1】魂レベルのパートナーと出会う為に【 独身 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ
【2】魂レベルのパートナーと出会う為に【 独身 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ
【3】魂レベルのパートナーと出会う為に【 独身 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ
【4】魂レベルのパートナーと出会う為に【 独身 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ
【1】魂レベルのカップルになる為に【 交際中 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ
【2】魂レベルのカップルになる為に【 交際中 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ
■ステップ3.お金の勉強をする。
魂レベルのカップルになる為に、交際中の今から鍛えておきたい
第3のステップは【 お金の勉強をする 】ということだ。
お金の勉強は学校では教えてくれない。
みんな各自が自発的に勉強しないといけない分野だが、
貴女は今まで、どれくらいお金の勉強をしてきただろうか。
「お金の勉強」と一口に言っても、その範囲や分野は多岐にわたる。
各自の人生によって、知っておきたい分野や興味のあるテーマは変わってくる。
今回は、魂レベルのパートナーに出会った貴女が、彼と今後、結婚して
「新婚生活」という名の「日常生活」を送ることになった場合に悩まないで済むよう、
予め、内観や分析をしておいた方がいいと思うポイントをお伝えしたいと思う。
■自分と相手のお金観を把握する。
私の個人的なイメージ、感覚として「お金観」とは、お金に対する総合的な価値観のことだ。
その中には「いつ、何に、お金を使うか」という金銭感覚なども含まれる。
デートのときに彼が奢るかどうかや、どんなレベルのプレゼントをくれるかなど、
そういう枝葉末節のことではなく、【 お金というテーマに対して、どう向き合っているか 】
という大きな視点で、各自が今までの人生で無意識に構築してきた世界観を見抜くことが大事だ。
ここで、独身時代に鍛えてきた内観と分析の力を使う。
自分の中に育ててきた、多くの視点や広い視野を使う。
各自のお金に対する言動を分析し、総合的に判断し、各自の「お金の世界」を詳細に把握する。
例えば、以下のような視点で自分と彼のお金観を見ていくと良いと思う。
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■1.お金というテーマで話し合うとき、
ちゃんと話し合えるか、それとも話し合いを嫌がるか。
■2.お金が好きか、嫌いか、なんとも思っていないか。
それらの感情は「どんな経験が影響して」そこに至っているのか。
■3.今まで、どんな物にお金を使ってきたか。どんな場面でお金を使ってきたか。
どんな感情の時にお金を使いたくなっていたか。
■4.お金を大事にしてきたか、粗末に扱ってきたか。
■5.お金がどれくらい欲しいか、どうやって手に入れたいか。
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ひとつずつ、考察していこう。
■1.お金というテーマで話し合うとき、
ちゃんと話し合えるか、それとも話し合いを嫌がるか。
「お金の話をするなんて下品、はしたない」
そう思う人は結構、多いと聞くが、お金の話をタブー視する人に限って、
とてもお金に執着しているし、特別視し過ぎているし、
感情移入し過ぎていると、私は考えている。
例えるなら、男女交際にセックスは付き物なのに、絶対にそのテーマで話したがらない人と同じだ。
すごく意識しているからこそ、話せない。2人で生活していく為に
お金の話は避けて通れないのに、そのテーマだけに過剰反応する。
だとすれば、「性行為は不浄」という価値観を持っている人と同じように、
貴女の彼は「お金は人を狂わす怖いもの」なんていう価値観を持っている可能性もある。
デリケートな話題でも「雑談のひとつ」として特に意識せず、自然体で話せないなら、
そこに本人の傷や闇、トラウマなど、封印した何かが潜んでいる可能性がある。
そんな彼と生活を共にするとなったら、貴女が家計のやりくりが大変で煮詰まって相談しても
「やりくりはお前の仕事だろ?自分で考えて何とかしろよ」と言われるかもしれない。
彼にしてみたら「どれどれ?何がどう足りないの?」と歩み寄って話し合いをすることは
「生々しい金の話」でしかなく、苦痛なのかもしれない。
お金の話ができるか、どうか。
できないなら、どうやって彼と人生を乗り越えていくか。
いろんな情報を集めたり、内観して、自分なりの対策を考えておく。
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■2.お金が好きか、嫌いか、なんとも思っていないか。
それらの感情は「どんな経験が影響して」そこに至っているのか。
「お金が大好き!」と声高に言える人は少ないと思うが、
やはり、お金に嫌悪感を持たずに好きだと思える人は金運がいいし、豊かにお金が流れ込む。
厳密に言うと「お金が嫌い」という人は本当はいない、と私は思う。
あればあったで困らないし、多くの人は(もっとお金が欲しい)とか
(もう少し、お金があったらな~)と思っている。
だが、上記のように「金の話をしたがらない人」は、お金に対して何らかのマイナスイメージを
持っているので、ここではざっくりと「お金が嫌い」というカテゴリに入れて話を進める。
あと、お金に苦労している人も(お金がない、お金がない・・・)と思いながら生活している為、
周りに金持ちがいたりすると、嫉妬や、自分のお金の不足感に落ち込んだりして、ますます
お金に対して「八つ当たり」や「恨み」を持つ場合もあるので
「お金を憎んでいる = お金が嫌い」と考えられる。
次に、お金に対してなんとも思っていない人は、2パターンに分かれると思う。
自給自足のような生活をして、特にお金と向き合わなくても精神的に満足している人と、
「お金は、自分に自由をくれる友達」のような感覚で、声高に「好き!」とか「欲しい!」とか
言わなくて済むくらい、【 常に自分の周りにいてくれる友好的な存在 】と思っている人だ。
私は、どんな物事でも執着したり、こだわったり、感情移入し過ぎてバランスを欠くと
たとえ良いことでも弊害が起こると考えているので、お金に対しても「中庸」が良いと思っている。
貴女は(友達のことが大好き!大好き!絶対に離さないぞ~!)と必死に思うだろうか。
(いつも側にいてくれて本当にありがたいな~。あの経験も友達がいたから楽しかったんだよな~。
いつもさりげなく寄り添ってくれる友達に感謝だな~)みたいな温かい気持ちではないだろうか。
お金に対する感情も、そんな「友達感覚」でいることをオススメする。
もし、そうなれないなら「お金に対する感情をどうやって変えていけばいいか」が
貴女の今後の内観テーマ、研究テーマになっていく。
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■3.今まで、どんな物にお金を使ってきたか。どんな場面でお金を使ってきたか。
どんな感情の時にお金を使いたくなっていたか。
物欲がある人は、洋服やバッグや化粧品、カメラやパソコンにお金を使ってきたかもしれない。
雰囲気や場面に刺激されてお金を使う人は、飲み会で気前良く奢ったり、
パチンコや競馬に使ったり、ホストやキャバクラに通ってお金を使ってきたかもしれない。
人は、お金を使うとき、無意識でも何らかの感情が発生している。
分析するのは【 お金を使うときの動機 】だ。
動機がヘンに歪んでいないかを見ていく。
「洋服はイイけど、パチンコはダメ」ということではない。
買い物依存症の人もいるし、息抜き程度にパチンコをする人もいる。
彼のお金の使い方をよく見ていくと、お金を使いたくなる場面や傾向が分かってくるはずだ。
何かの感情を満たしたくてお金を使おうとするとき、
その彼の本音に、貴女が嫌悪感や不快感を感じないかどうか、そこが大事だ。
そして、逆もしかり。
貴女がお金を使いたいと思う度、彼に嫌悪感を示されたら楽しく買い物もできなくなる。
趣味や価値観が違えば、買う物や買う場面も違う。各自でお金が出て行く瞬間が違う訳だ。
恋人の今は、相手が派手に使っても気にならないことでも、
結婚して生活を共に運営していく段階になると、途端に気になったりする。
そこを未然に察知して、先に対応策を考えておくといい。
心の準備があるのとないのとでは、結婚後の修羅場の数に違いが出る。
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■4.お金を大事にしてきたか、粗末に扱ってきたか。
お金を大事にしてきたのなら、貯金がある。
お金を粗末に扱ってきたのなら、貯金はない。
その人の人生で、大事にしてきたものが手元に残る。
お金より洋服が大事な人の手元には、洋服がある。
お金より本が大事な人の手元には、本がある。
お金より経験が大事な人の手元には、たくさんの思い出がある。
お金より人付き合いが大事な人の手元には、人脈がある。
でも、お金を使うときの動機が歪んでいたり、不純だったり、
刹那的、快楽的だった場合は、手元に残ったものを大事にできない。
手元に何も残らない場合もある。
また「他の何よりも貯金が大事だ」と思っている人は、洋服も古臭くなるまで着たり、
本を読まないので視野が狭かったり、経験不足で人の価値観を認められなかったり、
交際費をケチって「奢りなら行きます」と言ってみたりして、好感度を下げていたりする。
何事も大事なのは、センスとバランスだ。
お金の使い方や貯め方には、その人のセンスやバランス感覚が如実に表れる。
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■5.お金がどれくらい欲しいか、どうやって手に入れたいか。
これは各自の仕事観や人生観と密接に関係してくる。
男であれば「好きな仕事で稼ぎたい」とか「独立して金持ちになりたい」とか
「正社員で手堅く生きたい」「社内で昇進したい」「リストラされない程度でいい」など。
女であれば「専業主婦がいい」「共働きがいい」「家が欲しいから手堅く貯金したい」とか
「子供が欲しいから、やりたいことはさせてあげたいし、教育費もしっかり貯めたい」など。
各自が持っている未来のイメージをつき合わせれば、どれくらいお金が必要なのかが分かるし、
じゃあ、それをどうやって手に入れていくかということも、おのずと見えてくる。
この点に関して、魂レベルのパートナーと交際中の貴女に考えて欲しいことがある。
貴女が鍛えた内観と分析の力をどんどん駆使して、
私が次にお伝えする、お金観の切り口に向き合ってみて欲しい。
■安定したい人と、挑戦したい人。
私は、男女関係なく、人のお金観は「安定したい」と「挑戦したい」に分かれると考えている。
つまりそれは「金額よりも、手堅く確実なお金を手に入れることを重視する人」と
「大きなお金を手に入れてみたい、稼いでみたい、金額を重視する人」とも言える。
安定したい人は、正社員や公務員になり、コツコツと勤め上げる。
挑戦したい人は、経営者やフリーランスになって自分の才能を試そうとする。
例えば、夫が「安定したい」で、妻が「挑戦したい」なら、
会社員の夫と暮らす妻が趣味の店を始めて小遣いを稼ぐ・・・でも成り立つが、
夫が「挑戦したい」で、妻が「安定したい」なら、
「会社を辞めて来た!俺は独立する!」「なんですって!キィー!」となる。
夫が「挑戦したい」で、妻も「挑戦したい」なら、
「好きな仕事で稼いでみたい!」「うん!大丈夫!貴方ならできるよ!」となる。
私とパートナーはこのタイプだったので、貧乏な時代も耐え抜くことができた。
夫が「安定したい」で、妻も「安定したい」なら、説明するまでもなく、
堅実な結婚生活になる。安心、穏やかな日々が送れるだろう。
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貴女は、安定したい人だろうか、それとも、挑戦したい人だろうか。
彼は、安定したい人だろうか、それとも、挑戦したい人だろうか。
その組み合わせによって、2人が将来、どんな生活を送っているのか、
ある程度、予測することができる。
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例えば。
彼の気質が「安定したい」で、今も安定した仕事をしているのなら、
お金観のズレによるストレスはないので、地道にコツコツ貯金できるかもしれない。
彼の気質が「安定したい」なのに、借金があるからもっと稼がないといけないとか、
大家族を養っていかないといけないなどの理由で、正社員の固定給ではどうにもならない場合、
「挑戦したい」に無理やりスイッチを入れることになるので、ますます貧乏になったりする。
彼の気質が「挑戦したい」なのに安定した仕事をしていると、じわじわとモチベーションが下がる。
安定しているが故に挑戦する勇気もなかなか出ず、家族を路頭に迷わすことはできないと躊躇する。
40代、50代になってやっと(もう我慢できない!俺だって自分の人生を生きたい!)と飛び出す。
しかし既に、長年の正社員気質が抜けず、経営者感覚が育っておらず、
家族の反対を押し切ったけど、まったくどうにもできなくて早々に敗北者となって帰ってくる。
若い彼の気質が「挑戦したい」なら、挑戦して成功する為の準備や、人格的な要素が必要になる。
そこを本人が自覚し、自力で準備したり鍛えたりできるのならいいが、
できなかったり、足りない部分は、パートナーである貴女が気付かせ、
叱咤激励しながら指導することが重要になってくる。
「オリンピックで金メダルを獲りたい!」と言うマラソン選手に名監督が寄り添うように、
大企業に敏腕の経営コンサルタントがアドバイスをするように、
「料理上手になりたい」と言う人が、料理教室の先生に教えてもらおうと思うように、
「挑戦したい人」には「サポートする人」が必要になる。
もっと言うなら、
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挑戦したい人には、その人より上のレベルから指導できたり、
サポートできたりする人が必要になる、ということだ。
ただの恋人同士でしかない、ただの夫婦でしかない男女の場合、
惚れた男が「挑戦したい人」だと、とても苦労する人生になる。
挑戦したい男の夢を叶える為には、貴女にサポートする決意と覚悟が必要になる。
貴女が多面的な考えを持って知識を増やし、彼を成功へと導ける技量が必要になる。
彼が当事者だからこそ見えていない部分、詰めの甘い部分を
客観的に、理性で的確に指摘できる人間力が、貴女に必要になる。
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これは、恋愛感情とは別の問題だ。
言わば、貴女のビジネスセンスの問題になってくる。
貴女が「安定したい人」で、彼が「挑戦したい人」の場合、
貴女がどこまで「不安定に耐えられるか」が重要になってくる。
「正社員の彼のボーナスが出なくなっても、共働きだから私の稼ぎで何とか家族を支える!」
という忍耐はできても、「自分の店をオープンさせた彼の給料がまったくのゼロだとしても、
私も必死にビラ配りをして宣伝する!店にも出て無償で手伝う!」という忍耐は
できないかもしれない。
人によって「どんな試練や苦難なら耐えられるか」は違ってくる。
彼が「挑戦したい人」なら、自分の器や気質をよく内観、分析して、将来を考えた方がいい。
既に高収入を得て完成された「挑戦」タイプと結婚した方が楽だ、と思うかも知れないが、
「貧しいときから連れ添って苦労を共にしてきた妻 = 糟糠(そうこう)の妻」ではない分、
彼の散財や浮気などで悩むケースもある。何にしても、夫婦生活に苦難や試練は付き物だ。
安定したい人と、挑戦したい人。
すべては、あくまでも可能性や傾向であって、絶対的なことではない。各自が持っている
基本的なお金観に仕事観や人生観が複雑に絡み合うので、未来は人の数だけ存在する。
彼と貴女の未来をなんとなく予想するヒントとして、参考程度に捉えて欲しい。
結婚は「生活」だから、お金のことは一生、ついて回る。
大事なのは、自分の器と相手の器をよく見極めることだ。
結婚は長期戦なので、無理は禁物だ。
お金の勉強をして、仕事についても深く考えるようにして、
長期的な2人の人生がどう展開して行けば、各自が自分らしく生きながら苦難に耐えられるか。
「男女関係とお金」というテーマで恋愛や結婚を考えられる女性は本当に少ないので、
魂レベルのカップルになりたい貴女は、交際中の今からしっかり鍛えて欲しい。
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私の意見が絶対に正しい訳ではありません。
大事なのは、私も含め、誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、
貴女の心に響いた良い部分だけを、貴女が判断し、情報を取捨選択することなのです。
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■あとがき・次回テーマのご案内
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
私とパートナーは共に「挑戦したい人」であり、
挑戦したいテーマも共に「好きな仕事で稼ぎたい」でした。
私の「研究テーマ」は若い頃からそれでしたので知識はありましたが、
自分嫌いを長くこじらせており、「自分探しの旅」に長く出ておりました。
やがて自分を好きになり、私らしい個性や、人が求めてくれる才能に気付き、
それを素直に表現していたらパートナーと出会い、そこから各自のお金観を修正し、
「どうすれば自分に豊かなお金が流れ込むようになるのか」を2人で試行錯誤しながら
今にたどり着きました。お金の勉強をしたことで、お金観がバランス良くなりました。
若い頃の最初の疑問は「どうしてみんな同じ1日24時間なのに、
お金持ちと貧乏人がいるんだろう?」ということでした。
いろんな知識や経験を積み重ねて40代に入った今、思うのは
(人の感情とお金って、結構、直結しているんだな~)ということです。
人間関係がうまく行っている人は、お金との付き合い方も上手な人が多いです。
私も、自分嫌いだったり精神が不安定だった若い頃は無駄遣いがすごく多かったのですが、
今は感情的にお金を出し過ぎたり、渋ったりってことがないので、とても幸せです。
お金のことを考えるとイヤな感情が湧き出る時代は、本当に苦しかったです。
「生き金」とか「死に金」って言いますよね。
そういう切り口で自分や周りの人を観察するのも、お金の勉強になりますよ。
――――――
次回のテーマは、
(4)魂レベルのカップルになる為に
【 交際中 】の今から鍛えておきたい、4つのステップ です。
魂レベルのカップルになる為の料理方法です。
第4のステップをお伝えします。
※ 第4回は、< 2014年 12月19日(金)> にお届けする予定です。( 全4回 )
もし良かったら、読んでやって下さい。