失恋から立ち直る方法～因果律を変えるために～
自分の持つ因果律がどういったものか、分析するのには、初めはかなり時間がかかります。
なぜなら人は主観で生きているため、客観的に自分を見ると言うことが難しいからです。
なので、客観的に自分を見るとても簡単な方法をこちらで紹介しようと思います。
クローゼットの中の洋服を全て出す
手初めに、自分のクローゼットの中の洋服を、リビングに全て出しましょう。
下着、靴下、バッグ、靴、全てを広げてみます。
そこから、今週着た1週間のコーディネートをよりわけます。
今の季節のみを考えてください。シーズンオフの物はその他です。
1週間分のコーディネート、下着、靴下、バック、靴
それらはあなたの「家族」です。
それ以外の洋服は「他人」です。
「家族」と「他人」
どちらが多いですか？
次に、お化粧道具を全て出しましょう。
全て、机の上に並べるのです。
そして毎日使うものを選びます。
化粧水、美容液、ファンデーション、チーク、アイメイク
毎日使うものは｢家族」
その他のものは「他人」
「家族」と「他人」
どちらが多いですか？
多くても少なくても、かまいません。
「他人」は即捨てましょう。
他人を受け入れない練習をする
もしも、この整理を行って「他人」が多かった場合、捨てることにとても躊躇するでしょう。
いつか、着るかもしれない。
いつか、使うかもしれない。
そういうものを家の中に入れている人は、大体恋愛がうまくいっていません。
なぜなら、本当に欲しいもの以外のものを
どんどん引き寄せてしまっているからです
なぜか家にある「第○生命」のボールペン
なぜか家にある「ソフト○ンク」」のマグカップ
なぜか家にある「○○新聞社」のタオル
なぜかまだ家にある「10年前の分厚く重たいコートやセーター」
自分で選んでいないのに、あるいは、選んでいたけれどもしつこく家の中に入り込んでくるこれらの物。
自分ではなかなか出て行ってくれません。
あなたが第○生命のボールペンじゃなきゃ、サインできない何も書けない！と言う方であれば、どうぞそれは後生大事に取っておいてください。
ただし、それ1本です。ボールペンは１人1本だけで充分です。
その他は捨ててください。
けれど、何となく家にあるから使っているのなら、そういうものは、躊躇なく捨ててください。
そして、捨てる時に
「2度と私の大事な家の中に入ってきませんように。私の家の中には、大切なものしか入れません。」
と、塩を振ってゴミ袋へ入れましょう。
その他、紙袋、ビニール袋、雑誌、ちらし、これらの紙類には貧乏神が取りつくと思って下さい。
これらは、よほど注意しないと
勝手に家の中にどんどん入ってくるのです。
ある日「家族」以外の物を捨て去った時に、気がつきます。
8割の物は「家族」ではない
毎日使うもの以外は愛さない
だから、家の中に受け入れるものは必ず自分で一つ一つ選択すべきです。
余計なものがなくなって行くと、ティッシュケース一つ気になってきます。
私の場合は、ある日リビングを見渡して、そこにある違和感に気がつきました。
私は「ネピ○」という文字を、一生見て過ごすのだろうか？
その日の午後には街に飛び出し、透明のアクリルのティッシュケースを買うために時間を割きました。
100均の、お値段も安くシンプルなものでも良いですが、ティッシュは何かと使うものです。とても身近で毎日使う物の、帰る家（ティッシュケース）は、もう少ししっかりした、それでいて良いものがいいのではないか？
ＭＵＪＩを見に行きました。
透明のアクリルのティッシュケースは、100円では買えませんでしたが、目に入っても嫌ではないデザイン。取り出す時にストレスがない。とても良い物を見つけたと思います。
このようにして、少しずつ、「他人」を捨て、妥協をしない「家族」を探す日々を送るのです。
家の中ががらんとして来るでしょう。
がらんとしたら、そこに、一つ小さくてもよいので植物を置きましょう。
水を与えて、育てるのです。
思い出の品が出てくるでしょう。
元彼からもらったバッグ？アクセサリー？
即、売りましょう。
元彼の忘れて行ったＴシャツ？
雑巾にしましょう。
元彼の忘れて行った歯ブラシ？
その歯ブラシでトイレの溝を磨きましょう。磨いた後は塩を振って捨ててしまいましょう。
写真？
削除しましょう。
このようにして初めて、自分の因果律が見えてくるのです。
私は、私によって、どうでもいい男を引き寄せていた。
愛情深くない男を引き寄せていた。
とっても欲しいものではないのに、その時寂しくて、何となく受け入れていたのだと言うことがわかります。
過去は必要ありません。今からと未来が大事なのです。
