美人になるには?「それなり」の人も見せ方次第で変わる!
見せ方を知らなければただのメッキ
自分の振る舞いや仕草に自信がありますか?昔、「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに」というCMがありました。「でもこれは真実ではありません」と、ビューティエキスパートの大高博幸先生。それは、たとえ美しい外見を持っていても、その見せ方を知らなければ「美人」とはいえず、一方「それなり」の人も見せ方次第で、美しくなれるからだそう。では、美人になる方法とは?さっそくお話を伺いました。
セレブリティが集う国際的映画祭のレッドカーペット。日本の女優が登壇する機会も増えましたよね。彼女たちのドレスの多くは一流ブランドからスタイリストがチョイスしたもので、ヘアもメイクもプロが手がけた最先端、手脚が長くてスタイルも抜群。なのに、「致命的にみっともないウォーキングをしている!!」「ファンへのアピールの仕方が下手すぎる!!」と驚くことがあります。僕はそういうシーンに出逢うと「せっかくの晴れ舞台なのに、彼女の魅力は大暴落だな…」と、非常に残念に感じてしまいます。
このように、生まれ持った姿かたちがいくら美しくても、“美しく見せる努力”をしていない女性は、本当の美人とはいえません。その人自身から発する魅力がなければ、それは単なるフェイク。きらめいているように見えても、それはメッキの輝きなのです。
男性から見ると、メッキ美人は(言葉は悪いですが)遊び要員としてはよいのですが、本命の女性に昇格するコトはないでしょう。はっきり言ってしまうと、性的な対象、もしくは、男性の虚栄心を満たすアクセサリーとして、連れ歩くには恰好の存在。飽きられたら終わりです。それに気づかないまま、30代、40代になってしまったら…もう皆さん、想像がつきますよね。
それでは次に、メッキ美人ではなく、“本命美人”になる方法を紹介します。
CHECK!本命美人になる方法
1. 映画で、美しい女性の振る舞いを意識的に観察
まずはとにかく、見るコトです。「こういう女性になりたいな」と思う女優が出演する映画を見ましょう。But、ただボンヤリと見るのはNGです。意識的に、意欲的に見なければ!
さらに、「素敵だな」と思ったシーンをスロー再生で観察してみましょう。スローや静止状態にして何度も繰り返し見るうちに、美しい振る舞いの“本質”がわかってきます。
たとえば振り返るシーン。“静止した動き”の中にはあまり綺麗に見えない瞬間もあるはずです。ところがその1コマ1コマがつながり、連続した動きになると、「振り返るとき、彼女が肩を少し下げて首をかしげたから、切ない気持ちが伝わってくるんだな、決して表情はオーバーではないのに」といったことに気付くでしょう。
2.自分の未熟な部分を見つめる
よいお手本から学ぶだけでなく、自分の現状の本質を把握することも大切。たとえば、あなたが誰かの振る舞いを見て、不快に感じたとします。それはなぜでしょうか?もしかすると、「私にどこか似ているから嫌なのかもしれない」と、考えてみましょう。
もしそれがあなたとまったく無関係であれば、記憶に残らずに見逃せるはず。あなたの気持ちに引っかかるのは、自分にもその要素があるからかもしれませんよ。だからもし「この人のこの態度、嫌だな」と感じたら、同時に「自分に思い当たるところはない?私は同じコトをしてはいけない!」と自分に言い聞かせましょう。
Let’s try & good luck!
■合わせて読みたい
大高 博幸 (ビューティ エキスパート)
1948年生まれ、美容業界歴46年。人生を美とともに歩んできた、女性美を知り尽くす男性。大手化粧品会社数社にてビューティアドバイザー、メイクアップアーティスト、トレーニングマネージャー、製品開発マネージャーなどを歴任。述べ5万人以上の女性の肌を見てきた経験から、女性の外面&内面の悩み、心理、性質、言動を熟知。男女両方の立場にたてる独自のアドバイスにファンも多い。現在はフリーのビューティ エキスパートとして、最新コスメを自らテスティング、使った実感が伝わるリポートが大人気。
大高 博幸 プロフィール:
http://u-rennai.jp/professors/detail/14/大高 博幸/
関連記事
関連する相談