「マリッジブルー対策」から「婚約破棄」まで!〜婚約後に気をつけること

「マリッジブルー対策」から「婚約破棄」まで!〜婚約後に気をつけること

もしかして、マリッジブルー?

ようやく、彼からプロポーズをされて婚約までたどりついた!あと少しで無事、成婚となりますね。

でも、婚約時期だからこそ気をつけたいポイントがある、と夫婦・恋愛カウンセラーのミコリー先生は言います。

婚約してから、マリッジブルーに陥ったり「本当にこの人と結婚していいの…?」と悩んで婚約破棄を考えたりする人は、実際にはとても多いもの。

今回は、ご自身も2度の離婚を経験し、現在3回目の幸せな結婚生活を送られているミコリー先生に、婚約時期ならではのお悩みの解決法を教えていただきました。

<出会える婚活術シリーズ>

婚約までたどりついたら

「マリッジブルー対策」から「婚約破棄」まで!〜婚約後に気をつけること

結婚まで何のトラブルもなくトントン拍子に進んだ場合でも、女性から結婚のプレッシャーを掛けてプロポーズされた場合でも、はたまた女性からの逆プロポーズであった場合でも、最終的には「彼が自分で結婚を決めた!」という事実があれば、どんな道をたどっていてもその後の結婚生活に影響は与えません。

なによりも、この「男が自分で覚悟を決めた!」ということが重要です。

たとえば女性からプロポーズをしたとしても、その後の結婚生活が幸せであれば男性は「自分がプロポーズをしてこの女性を射止めた!」と自分の記憶を書き換えてでも、そう思い込むもの。

そのため、「無理やり結婚を決めさせてしまったかも?」などと不安に思ったり、お願いして結婚してもらった…、などと卑屈になる必要はありません。

それよりも、「結婚生活を幸せに継続させるには、どうすれば良いのか?」を考えましょう。

婚約時代の過ごし方

「マリッジブルー対策」から「婚約破棄」まで!〜婚約後に気をつけること

婚約時代は、これから一緒に幸せに暮らしていくために結婚後の生活について話し合ったり、お互いの価値観のすり合わせを行う期間です。

結婚式や新婚旅行のことだけでなく、結婚後の家事の分担についてや家計をどちらに任せるのか、住む場所や子供の数、子供が出来たら仕事をどうするのか?など、たくさん話し合う必要があります。

今まで違う価値観・環境の中で育ってきた二人なので、最初からすべてが一致することはまずないと思います。

いかにお互いの意見を尊重しつつ、どちらかがいつも折れてばかりや我を通してばかり…などがないように、妥協できるところは妥協したり、意見を譲ったりすることも必要です。

これらの話し合いを通して、おつきあいしていたときよりももっと深く、今まで知らなかった彼のいろいろな部分が見えてくるようになるでしょう。

そのときに

「この人と本当に結婚していいのだろうか?」

という考えが頭に浮かぶ時もあると思います。

この「彼と本当に結婚してもいいのだろうか?」という気持ちが芽生えたときは、以下の2つの可能性があることを知っておきましょう。

その1つが「ただのマリッジブルーで、取り越し苦労である可能性」、そしてもう一つが「もう一度結婚前に立ち止まって、よく考えた方がよいかもしれない可能性」です。

あなたの懸念がどちらに属するものなのか、その判断基準をそれぞれご紹介します。

マリッジブルー?それとも婚約破棄?〜それぞれの判断基準とは

「マリッジブルー対策」から「婚約破棄」まで!〜婚約後に気をつけること

多くの人が陥るマリッジブルーの案件

下記の不安は、お互いに納得がいくまで話をすれば大丈夫です。

□ 結婚することについての漠然とした不安
□ 自由なお金が使えなくなるかもという不安
□ 仕事のキャリアはどうなるかという不安
□ 子供を持つことへの不安

特に結婚をすることへの漠然とした不安は、結婚した時点で消えてなくなることも多いもの。

たとえ、結婚後になにか上記の問題が起きたとしても、その時は二人で解決をしていけばよいのであまり神経質になる必要はありません。

婚約破棄も選択肢にいれたい危険案件

本当に立ち止まって考えていただきたいのが、下記のことが見えたときです。

□ DVやモラハラっぽい部分が見えた
□ 借金が発覚した
□ 浮気が発覚した
□ 働くことが嫌い
□ 嘘を付かれていた(年齢や学歴詐称や離婚歴など)
□ 度を越えたマザコン男性
□ 子供との相性に問題がある(子連れ再婚の場合)
□ どちらかに好きな人ができた

・ DV・モラハラ気質

DVやモラハラ気質は、女性が完全に彼の手に入ったものになるまでは発覚しないことも多いもの。それまではとても優しくて、まったく気づかない女性も多いのです。もし、こういう気質が見えたときには即効で逃げることをおすすめします。

・ 借金・浮気性・働くのが嫌い

借金については、奨学金の場合や実家の建て替え資金などは仕方がないとしても、本人が散財して消費者金融でお金を借りた上に、親が返済した、というような場合は、何度も同じことを繰り返すことも多いので、結婚はよく考える方が良いと思います。

浮気症や働くことが嫌いなども、結婚してからも続くことが多いので、そこは「自分が妥協できる部分かどうか?」をしっかりと考えてみてください。

・マザコン疑惑

マザコンについても、すべての男性はマザコンであると言えますが、どんなときでもすべて母親側に付くような度を超えたマザコン男性の場合は、結婚はやめておいた方が良いと思います。結婚とは、親からの独立と自分の家庭を作ることです。優先順位1位が「妻」ではなく「親」である男性は、妻子を守ることが出来ない人なので、結婚はしないほうが良いでしょう。

・子連れ再婚の場合

子連れ再婚も珍しくなくなった昨今、子供との相性が合わず、その上相手がDVやモラハラ男性だった場合など、あなただけでなく子供まで不幸になってしまうこともあります。子連れ再婚の場合は、特に情に流されずにしっかりとお相手の人間性を確かめてください。

・婚約後にほかに好きな人ができた

婚約後にほかに好きな人が出来た場合、どうしても新しい人の方が良く見えることも多いでしょう。

このような場合、彼ら二人の持っているスペック(学歴・容姿など)の良し悪しではなく、人間性をじっくりと観察し、「どちらの人と結婚すれば、私はより幸せになれるか?」をしっかりと考えてみてください。

まれに、どちらもよくない場合もあります。そんなときには、どちらの人も選ばない!と選択肢もあることを覚えていてほしいと思います。

問題に目をつむらないことが大事

入籍日も決まり、親の顔合わせや結納や式場の予約もした。友達にも今更恥ずかしくて婚約破棄は出来ない…、などいろいろなことを考えてしまって、明らかな問題に目をつむってしまうカップルも多いのですが、目をつむった部分は後で必ず離婚の理由になる大きな問題として浮上してくるものです。

上記にあげた“婚約破棄も検討したい問題案件”が発覚した時点で、結婚を白紙に戻すことも選択肢の一つとして検討することをおすすめします。

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ミコリー

ミコリー (夫婦・恋愛カウンセラー)

1967年大阪市生まれ。オーストラリア在住。 専業主婦歴20年余。その経験を活かしハウスキーピング会社経営。 実子3人と義理の子2人の母。

2度の離婚を繰り返し、モラハラを含むダメンズとの恋愛遍歴を繰り返していた2012年”恋愛ユニバーシティー”に入会。
ぐっどうぃる博士の理論やジョン・グレイのカウンセリングや夫婦心理学に傾倒。猛勉強を重ねる。
男女の心理や行動の違い、男性のタイプ別から起こる問題を解析、自ら実験と実践を重ねて2014年3度目の結婚。

現在も恋愛ユニバーシティーにて活動。
いつまでも新婚時代のようなラブラブの続く結婚生活のノウハウ、動かない男を動かす方法。男が離したくない女になる方法。男を結婚に導く方法。そして時短家事や子育てにも独自のセオリーを持ち、後進メンバーに向けて発信し続けている。

【個人サイトおよび動画サイト】
夫婦円満ブログ
子育てブログ
・You Tube動画:ミコリーチャンネル


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