【復縁8】努力を続けるべきか?あきらめるべきか?
大切な時間を失う、元彼への努力。
復縁シリーズ最終回は「あきらめ時」についてお話します。復縁をこのまま続けるべきか、あきらめるべきかは、復縁をしようと努力している人なら誰もが迷うでしょう。
これに関して、「復縁をあきらめるのが早過ぎる人」「復縁をいつまでもあきらめない人」という2つの視点からお話しし、CHECK項目でそれを踏まえた具体的な戦略を提案します。参考にしてください。
■「復縁をあきらめるのが早過ぎる人」
ほとんどの場合、振られた女性が復縁するまでにかかる時間は、その女性が想像している時間より遥かに長いです。
多くの女性は、僕が「半年は沈黙(元彼から見て、生きているか死んでいるかすら、分からない状態を作ること)をしろ」と言ったにも関わらず、3ヶ月も沈黙をしていれば、あきらめたい気持ちに駆られます。「私は本当に復縁したいのだろうか?」「彼に復縁する価値はあるのか?」と考えはじめるのです。
そのまま彼を忘れて他の男性に目を向ければ、それが沈黙を続けることになり、復縁しやすくなるのですが、「ここでハッキリさせたい」と彼に連絡をとったり、結果を焦って彼と繋がったりすると、復縁が難しくなります。
■連絡が来てからもまだまだ努力が必要
また、やっと彼から連絡が来ても、彼の煮え切らない態度が数ヶ月続くと、復縁への努力を止めてしまう女性も多いです。その場で復縁を迫ったり、安易に体の関係を持ったり、演じるべき役を止め、彼にダメ出しや要求をしてしまい、復縁を難しくしてしまいます。
一方で、復縁を実現する女性は、完全に沈黙をし、彼から連絡があった後も、復縁への努力を淡々と続けます。しかし、これを最後までやり遂げられる女性は極めて少ないのです。
■「復縁をいつまでもあきらめない人
復縁する可能性を高める行為は、同時に、人生における他の恋愛や、結婚の可能性を低くします。従って、一人の男性に何年も執着し続けることは、人生において得策ではありません。
この2つを踏まえて、復縁のあきらめ時に関して、以下の指標を提案します。これに従うのが、最善と考えます。
CHECK!復縁のあきらめ時に関する指標
1.復縁をあきらめるべき2つの場合
復縁の可能性は次の2つの場合、極めて低くなります。
ケース1
交際中あなたが一度も彼に価値を感じさせていない場合。たとえば、付き合う期間が数ヶ月と短かったとき、復縁は難しいでしょう。
また、彼があなたに対してテンションが高かった時期が一度もなかったとか、そのような時期がなかったとしても、彼に他の女性よりも居心地を良くしたり、支えたりしたという覚えがなかったとき、復縁は難しいです。
ケース2
あなたが復縁の努力をしている途中で、彼をうんざりさせたり、彼の手に入った距離になったりすると、復縁は難しいです。
このような場合、復縁をあきらめることを勧めます。
2.ティッピングポイントを理解する
多くの女性が、復縁において、彼のテンションが徐々に高まり、そのテンションが最高潮に達した時に復縁できると思っています。ですが、実際にはそうとは限りません。
沈黙を続けていると、それまで全く何も感触がなくても、ある時突然連絡がきたり、彼の煮え切らない態度がずっと続いたかと思ったら、突然「復縁したい」と言われることがあるのです。
このような急に何かが鹿威(ししおど)しのように傾く点を、ティッピングポイントと呼びます。彼の環境とあなたの努力が相まって、突然、彼が復縁したいと思うのです。
ですので、最初の半年間何もなくても、また、彼から連絡がきた後、不毛なデートを繰り返していても、決してあきらめてはいけません。ティッピングポイントがくるまで、淡々と復縁工作を続けるのです。
元彼から、突然連絡がくる心理って?復縁するための返信術まとめ
3.復縁の努力は2.5年かける
僕は、彼から連絡がない場合、半年間の沈黙をし、その後1通のメールを出すことを勧めています。そこで、彼のテンションが高まらない場合、更に半年間の沈黙。これを彼のテンションが高まるまで繰り返すのが、沈黙期間においてすべきことなのですが、1年間沈黙をしても彼のテンションがそれほど高まらなければ、あきらめることを勧めます。
もちろん、復縁は、彼の周りで起きていることも関係しているので、数年後に彼から連絡がきて復縁するということもあります。ですが、長い相談の経験から、1年が目安でしょう。彼に恋人ができて振られた場合は、1.5年が目安です。
沈黙期間が終わり、彼と繋がるようになっても、友達のような曖昧な関係が続くことがあります。この場合も、繋がりはじめて1年経っても関係が進展しないならあきらめましょう。
逆に言えば、本気で復縁したいなら、沈黙期間と、繋がりはじめての期間を合わせて、2~2.5年はかけましょう。
4.全てを失っても次があるよう努力する
幸い、復縁において最も重要なのは沈黙です。また、再び彼とデートが始まっても、あなたが彼につきっきりになるわけではありません。万が一彼と復縁できなかったときのために、あなたは彼にばれない所で、新しい恋の相手を探すことができます。
そんな気持ちが起きない場合でも、あなたは女性としての魅力を磨きながら、男友達や男の知り合いを増やしておくべきです。復縁をあきらめた時、手元に何もないという状況を避けましょう。
上記4つを参考に、最善の復縁の努力をし、また、復縁できなかったときのリスクヘッジをしておきましょう。
恋の教訓
復縁は、ティッピングポイントを意識して
2年間きちんとやりとげる
同時にその間、男性の知り合いも増やすこと
<第1回目の記事からおさらいしたい方はコチラ>【復縁 1】復縁の可能性を高める基本姿勢
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ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
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復縁する方法のまとめ
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