男性が避けたくなる「重い女性」にならない4つの方針

男性が避けたくなる「重い女性」にならない4つの方針

あなたの言動に潜む、重い女。

男性は、重い女性を避けます。もしあなたが男性から「重い」と思われているなら、出会いは少なく、片思いは成就せず、付き合っていてもすぐに去られてしまい、恋人と結婚にたどりつくのは難しいでしょう。今回は「重い」とは何なのかを分析し、そうならないようにする方法をお話ししましょう。

まず、重いと言われる女性の多くは、次のような振る舞いの少なくとも一つをしています。「自意識過剰」「ネガティブな言動」「彼への依存」「尽くし過ぎる行動」「束縛」「多過ぎる要求」「彼を振り回す言動」「彼を永遠に一緒にいるパートナーとして扱う言動」です。

これらの振る舞いに共通することから考えれば、「重い」とは次のように定義されるでしょう。

『男性が、その女性に「使おうとしている以上の労力」や「持とうとしている以上の責任」を求められていると感じた時に持つストレス』

以下のCHECK項目で、男性がどう感じた時に「重い」と思うのかを掘り下げ、その上で、対策をお話しします。

CHECK!男性が女性を重いと思う3つの時

男性が避けたくなる「重い女性」にならない4つの方針

1.幸福にするのが大変そう

著書『ベスト・パートナーになるために』などで知られる、男女関係の大家ジョン・グレイによれば、男性は女性を幸福にしたがっています。一方で、男性は、その思いが強すぎて、その女性を「幸福にできない」と感じると、自信を失い、何もしなくなります。

たとえば、ネガティブな女性、自意識過剰な女性、不幸そうな女性は、出会いの段階において「幸福にするのが大変だ」と感じるので、男性は敬遠します。

職場で、夜遅くまでひとり仕事を頑張っている女性に重さを感じることもあります。それは、その女性から、「『夜遅くまで頑張ってるね』という優しい声をかけて欲しい」というメッセージを感じた時です。

尽くし過ぎている女性も同様で、それ以上の見返りを求めていると感じた時、距離を置くでしょう。

付き合っていて、何かあるとすぐに泣いて黙る女性にも重さを感じます。「あなたは、私を幸福に出来ていない」と、ことあるたびに責められているように感じるからです。

たとえば、当然のように「毎日メールをすべき」「デートでは男が計画をたてて楽しませるべき」「誕生日は盛大に祝うべき」と思っている女性は、それが常識ではない男性にとっては重いです。

自分の話ばかりする女性、贅沢を楽しんでいるように見える女性が、付き合いたそうにしている場合、この人を幸福にするのは大変だと感じて、多くの男性が避けるでしょう。これも重いという感覚で、「高嶺の花」と表現する男性もいるでしょう。

2.責任が重過ぎそう

男性は、責任を意識し過ぎるほど意識する生き物です。責任を取ると決めたときはとことんとりますが、そう思うまで責任から逃げ回っています。彼が責任を取るというモードになっていないのに、それを感じさせれば重いと思うでしょう。

たとえば、彼が賃貸マンションの契約を彼女に言わずに更新したり、勝手に転職したりした時、「私にも相談してよ」と言われると、「彼女の人生をいつのまにか背負わされている」と感じて、重いと思ったりします。

ほとんどの男性は、結婚を覚悟する直前までその女性を「永遠に一緒にいるパートナー」とは思っていません。たまたまその時その場にいる相手と思っているだけです。

3.その女性にそれほど価値を感じない

重い女性の定義にある「使おうとしている以上の労力」や「持とうとしている以上の責任」という言葉からも分かるように「重い」という感情は相対的なものです。

たとえば、見た目が美しいなどで、その男性にとって著しく価値の高い女性に対して、男性は沢山の労力使いたがり、責任を取ろうとします。その女性を幸福にしたがり、日々を楽しませようとします。

また、価値の感じ方で「重さ」を感じるかどうかが変わるので、付き合う前に感じていなかった「重さ」を、付き合って相手が手に入ったと思った時に感じることも多いでしょう。

あるいは、恋愛だけに没頭していた男性の仕事が忙しくなれば、女性に使える労力が落ち、それによって女性の価値が落ちて、ちょっとしたことでその女性を重いと感じたりします。

またあるいは、仕事がうまくいかなくなったりして、自信を失い、他人を幸福にすることなど考えられなくなった男性も、女性を重いと感じて、避けるようになるでしょう。

以上3つが男性が重く感じる時です。

■対策

最後に、これらを踏まえて、対策をお話ししましょう。

まず、先ほども述べたように、男性は女性を幸せにしたがっているので、重さを感じない程度の程よい関わりは必要です。自分とは関係なく既に幸福で、自分とは関係なく既に日々を楽しんでいて、自分からなんの影響力も受けていない女性に男性は魅力を感じないのです。

そこで、基本姿勢として、男性に「僕でも無理なく幸せに出来そう」「僕でも無理なく責任を持てそう」と思わせる範囲の重さを保ちましょう。

具体的には、彼のちょっとした冗談で笑ったり、ちょっとした行動に「ありがとう」と言ったりして、男性の少しの努力で、毎日が楽しくなっている、幸せになっていると伝えることです。

■彼が何もしなくなったなら

かつては、色々なことをしてくれた男性が、何もしなくなったら、それはあなたの価値が下がったということです。その場合、まずは自分の価値が下がった原因を考えましょう。

「手に入った距離」にいることが原因なら、距離を置きましょう。あなたが彼を振り回し過ぎたなら、それを控えましょう。彼が仕事など、あなた以外のことで頭がいっぱいなら、しばらく放っておいてあげましょう。

たとえば、あなたが彼と結婚をしたいなら、結婚しても、無理なく幸せにさせられそう、手に負えないほどの責任は負わなくても良さそうと思わせ、同時にあなたの価値を最大に感じさせることが重要です。

以上を参考に行動すれば、重いと言われて男性に避けられることはないでしょう。

恋の教訓
重くない女性は、彼のちょっとした言動で
日々を楽しみ、幸福になる
彼の責任の持てる範囲を常に測って頼っている

『恋の駆け引きに必須!「手に入りそうで入らない距離」を極めよう』

重い女になってるかも…と悩んでいる方は、「彼の心を引きつける、“手に入りそうで入らない距離”のおき方」もぜひ、参考にしてください。

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ぐっどうぃる博士

ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)

理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
ぐっどうぃる博士の経歴はこちら

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