ある朝、いつも通り学校で過ごしていた時に突然のおばあちゃんからの電話。
…何で? 年のせいかなぁ。 変な病気じゃないといいけど…。
おばあちゃんから電話がかかってきてから間もなくして母からも連絡が入り、
「心配だろうけど、とりあえず授業は受けな。あと、帰りに直でじいちゃんの病院行ってくれる?んで、診断結果を聞いてきて。」
とのこと。母は車の運転が出来ず、父は仕事で帰って来られず。
あたしが悩んだり困ったりしてるときに、いつでも笑って話を聞いてくれたりしたおじいちゃん。
そのおじいちゃんが、意識を失って倒れた。居てもたってもいられなくて。
結局授業は最後まで受けて、学校を急いで出て病院に急いだ。
病院に着いたら、おばあちゃんは疲れて眠ってて、起こすのも可哀想だったからあたしだけ医師から話を聞きに行くことにした。
結果。
「……白血病かもしれません。おじいさまには、一応検査入院をしていただきます。…〇×△□±¶Δ●……」
いろいろ長々と説明は終わったものの、頭の中は真っ白。
検査入院とはいえ、看病をするためにこれから毎日学校帰りに病院に寄って、おじいちゃんの様子見に行かなきゃ。
一刻も早く治りますように。そして、白血病なんかじゃありませんように…。
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