時々冷たく感じる彼の心理が分かりません。男性脳と女性脳の違いなだけ？コメント No.106607

No.1066072023-03-16 08:19

「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことなので、かなり辛口なコメントになってしまうのですが…

まず、プリンさんは「２年以内に結婚したいという気持ちを持って真剣交際しています」と書かれていますが、現時点で彼はプリンさんと結婚する気はないと思います。

そう思う根拠は２つあります。

まずひとつめは、「２年以内に結婚したい」の「２年以内」というのが時間としては長すぎること。

「２年以内」というのは、「今すぐではないけどこの先いずれは結婚したい」程度の気持ちであれば言えるくらいの期間ですし、２年あれば人の気持ちは変わるので、「やっぱり結婚はまだしたくない」と覆されてしまう可能性も大いにあります。
ですので、「２年以内に結婚したい」というのは、なんとなくそう言っている程度のものでしかありません。

ちなみに、この「２年以内に結婚したい」というのは彼が自発的に言ったことですか？
それとも、プリンさんが「私は２年以内に結婚したいと思ってる」と言ったのに合わせて彼が「俺もそうかな」などと同意したというような感じだったのでしょうか？
それによっても彼の結婚に対する本気度は変わります。

加えて、１年前に彼と出会ったマッチングアプリがどのような種類のものだったのかも大きく影響します。
恋活寄りとか遊び系のカジュアルなアプリなら、たとえ彼が自発的に「２年以内に結婚したい」と言ったとしても、それは単にプリンさんと体の関係を持ちたいがためにリップサービスでそう言っただけという可能性もあります。

実際、彼はプリンさんを家族や友人に紹介してはいないのですよね？
また、交際スタートの際、彼から「付き合ってください」という告白はありましたか？
告白もなかったとしたら、彼が本当にプリンさんと正式に付き合っているのかというのも怪しくなってきます。
もし告白があったとしても、１年付き合っていて友人にさえ紹介されていないということは、少なくとも彼は「真剣に結婚を考えている」というようなテンションではなさそうに思います。

「彼は、友達に彼女を紹介した事がないそうです。別にしたいとも思わないと」というのも、本当かどうかは分かりません。
たとえば、プリンさんが「どうして友達に私のことを紹介してくれないの？」と彼に詰めよったとしたら、喧嘩になるのが面倒だからこのように言うこともあります。

ふたつめは、プリンさんが彼にとって「居心地の悪い女性」になってしまっていること。

男性は付き合っている女性に「安らぎ」や「癒し」「非日常感」などを求めます。
ですが、相談文を読むとプリンさんは彼にたくさんダメ出しや要求をしてしまっているようです。
「こうしなきゃダメ」「なんでこんなこともできないの」などとダメ出ししてきたり、「ああしてほしい」「こうしてほしい」と要求してくる女性と一緒にいて、果たして彼が「安らぎ」や「癒し」「非日常感」を感じることができるでしょうか？
逆ですよね。

プリンさんは「将来妻になったら。私にも、そうやってめんどくさいと、段々会話も無くなるんだろうなぁ…」と書いていらっしゃいますが、彼のほうも「将来夫になったら。毎日こうやってダメ出しされたり要求されたりして居心地の悪い窮屈な毎日を過ごすんだろうなぁ…」と感じているのではないかと思います。

ですので、「どうやら彼は徹底的にめんどくさいことや、他人との衝突を避ける人間のようです」というのも、プリンさんが彼に対して不満や文句ばかり言っているので、彼が面倒くさくなってこうなってしまっているという可能性もあると思います。
だとしたら、彼にとってこのような相手（プリンさん）とわざわざ結婚するメリットは何もありませんよね。

あと、「私は彼を理解したいし、相違点があれば話し合って解決したい。その為には、お互いの考えを伝え合って擦り合わせる必要があると思う」とありますが、プリンさんに限らずこういうことを言う女性は、実際には「話し合い」という名目の元自分の意見を押し通して男性を思い通りにしようとしていることがほとんどです。
なので、男性はこの「話し合い」をとても嫌います。
「彼は何も自分の考えを話してくれません」というのは、「そんなことをしたところでプリンさんに言いくるめられて終わり」ということを彼が過去に経験しているということはありませんか？

上記のことに加えて「彼に一度別れを切り出されたが、プリンさんが折れる形で交際を継続している」となると、彼の心境としては「仕方なくプリンさんと付き合っているが、本当は今すぐ別れたい」という感じだと思います。
そうであるなら、彼が趣味優先になるのも当然ですし、このように思っている相手（プリンさん）がライブに強引に来たところで、彼がプリンさんに愛想よく振る舞ったり友人にプリンさんを紹介する必要性など感じられないのではないでしょうか？

プリンさんは男性と付き合うのが初めてとのことなので仕方がない部分もありますが、彼に対する期待が大きすぎると思います。
「彼氏ならこうするべき」「私と付き合う男性はこうあるべき」という理想が高すぎるのです。

今後複数の男性と付き合っていけば徐々に分かってくると思いますが、多くの男性は彼と同じように「どこか他人に対し、劣等感を抱えてそう」だし「マイペースで、自分のスタイルやペースを崩さないので、興味があることはコツコツと努力できるけど、めんどくさいことはなるべくしたくない、後回しなタイプ」だと思います。
彼はごくごく普通の男性です。

彼だってひとりの人間なので、完璧ではないし足りない部分もあります。
でも、本当に彼を愛しているのなら、その「足りない部分」ばかりを嘆くのではなく、彼が「持っているもの」に目を向けてあげるべきです。
彼のことを「プリンさんを満足させるサービス」として見ないであげてください。
プリンさんだって、「彼にとって自分が完璧な彼女がどうか」と問われたら、一点の曇りもなく「YES」とは言えないのではないでしょうか？
完璧でないのはお互いさまなのです。

だいぶ辛口な内容になってしまって申し訳ありません。
が、プリンさんの相談内容は、実は多くの女性が陥りやすい問題でもあるのです。
かつての私もそうでした。
ですので、これを機会にぜひパートナーシップを学ぶことをお勧めします。
ジョングレイ博士著の「ベストパートナーになるために」というパートナーシップについて書かれた名著があるので、まずはそれを読んでみるといいと思います。