私と彼との家庭環境の違いを感じて苦しいです。コメント No.9994

No.99942012-07-31 23:53

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まひろさん、初めまして。相談を読ませて頂きました。

ご家族との間でのすれ違い、とても辛かっただろうと思います。
グレずにまひろさんがいられたことは、努力した成果だと思います。
あまりご自分を責めないで下さいね。

こちらで書かれていることは、まひろさんが感じ、まひろさんが見ている現実ですよね。
当然、人が違えば、同じ事象を見ていても、感じ方、受け取り方が違うものになります。
多くの人はあたたかい家庭で育っているのでしょうし、親が子供にひどいことを言うのは
愛情ゆえなんだと、まともに受け取ってもらえないこともあると思います。
親御さんの視点、またはもっと客観的な立場から考えることもとても重要ですが
まひろさんご自身が生きてるって楽しいな、幸せだなと思えることが何より一番大切なことだと思います。

まひろさんが悩まれていることは、実は結構ありふれている問題かもしれません。
あまり大っぴらに語る人はいないかもしれませんが、ネットで検索すれば
自分の親との関係に悩んでいる人というのは相当多くいますよ。
実は私もその一人です。こちらのサイトでも何人かいらっしゃいます。

まひろさんの彼にご自分の家族のことをいきなり打ち明けることは得策ではないでしょう。
彼さんは、まひろさんのカウンセラーではありません。
自分に不利なことを打ち明けるには、彼が高いテンションであることが必要です。
それに、まだまひろさんはすぐ結婚する予定でもないのだから
彼との二人きりの時間を幸せに楽しめばそれで十分だと思います。
彼の話は「本当に仲良しなんだね^^私も憧れるな♪」と聞き役になっておけば良いです。

…22歳ならしょうがないかもですが、あんまり親だの兄弟だのの話をするのは
彼が親離れ出来てないことの表れのようにも思いますよ。

まだまひろさんには早いですが、結婚が成功するカギは男性が自分の親よりも
妻を優先するのだ(新たな家庭を作っていくのだ)と覚悟することにあるということは
覚えておかれると良いと思います。
そういう視点で見ないと、まひろさんが苦労しますので。

さて、まひろさんの親御さんが本当にそうかどうかは、私には判断しかねますが
子供が、自分はどうも努力しないと、親には愛されないようだ…と感じてしまうような行動を取る親のことを
「毒になる親」、通称、毒親と言います。
スーザン・フォワードの「毒になる親」という本があって、そこから有名になりました。
http://amzn.to/hn6Hi9

また、「私は親との関わりあいを主な原因として生きづらさを感じている」と思うなら
「アダルトチルドレン(AC)」と言って良いのです。
ACは病気の診断ではなく、自己認識の一つだからです。

なので、まひろさんはAC関連の本を読むことをおすすめします。

私が読んだものは何十冊もあるので、ここではあげきれませんが
・「不幸にする親」(毒になる~よりも私にはしっくりきました)
・信田さよ子「母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き」「さよなら、お母さん」
「夫婦の関係を見て子は育つ―親として、これだけは知っておきたいこと」
「タフラブという快刀」
・河合隼雄「心の処方箋」「家族関係を考える」
「Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章」
・齋藤学「「夫婦」という幻想-なぜ、結局いがみあってしまうのか」「家族依存症」
・岩月謙司 「家族のなかの孤独―対人関係のメカニズム」
「なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか 」
(親の幸せ七掛け論で有名な人)
などです。
大学図書館に入っている本も多いと思います。

ネットでタダで読めるものもかなり多くあります。
例えば、毒になる親の解説ページです。簡単にまとまっているので、おすすめ。
http://linknavigation.web.fc2.com/ToxicParents/
不幸にする親の解説ページ
http://www.office-stella.com/ac/2009/01/post_33.html

「ここではないどこかへ」 片岡恭子
http://www.shunjusha.co.jp/web_shunju/02_dokoka.html

こちらのサイトでも検索すればいくつかあります。
「家族の問題、悩み」
http://u-rennai.jp/conversation/detail/3923
こちらの相談がとても役に立つと思うので、ぜひ目を通してみて下さい。

また、こちらの相談でも紹介していますが
http://u-rennai.jp/consult/detail/4488/
http://u-rennai.jp/consult/detail/4324/

・iff_co_jp
>https://twitter.com/#!/iff_co_jp
精神科医で有名な斎藤学の相談の回答のTwitter

・AC_Books_bot
>https://twitter.com/#!/AC_Books_bot

これらのTwitterは手軽に読める上、ふとした気づきを与えてくれるのでおすすめです。

もしお時間があれば、私が紹介した本やブログ等を片っ端から読んでみて下さい。
私みたいに悩んでいる人は一人じゃなかったんだと思うでしょうし
多くの人の体験談の中から、今後どうすべきかということも分かってくると思います。

特に勇気付けられるのが、大安ケイコさんという結婚相談所をやっている方のブログです。
http://plaza.rakuten.co.jp/taiankeiko/
http://ameblo.jp/hapikon/

楽天のほうに多く書いてあるのですが、大安さんは今でこそ結婚相談所を主宰されているけれど
とてつもない恋愛依存で、男性に尽くしては重たがられて振られるばかり。
結婚さえすれば幸せになれるんだと思い込み、最初の結婚は大失敗してしまいます。
またお母様との関係も悪く、どうせ私なんか幸せになれないという考えでこりかたまってました。
しかし、離婚をきっかけにいろんな本を読んだり行動を変えたりして
今ではとても素敵な旦那さんとお子さんと一緒に過ごされているようです。
大安さんの心境の変化が綴られていて、たとえ親との関係が悪くたって自分が幸せになるのに
障害にはならないんだと感じさせられます。

特にこちらの記事に私は励まされます。
「親からの脱皮」
http://plaza.rakuten.co.jp/taiankeiko/diary/200611020000/

もちろん自分の心を前向きに保つ努力はちょっぴり必要ですけどね。
でも、まひろさんは彼がいるのですから、きっともうその努力の仕方は知っていらっしゃるのでしょう。

大安さんの本を読むことをおすすめしますが、ブログでも十分分かると思います。
こちらの一連の記事には大安さんの考えのコアがまとまっていると思います。
とても良い記事だと思います。
http://www.2525kekkon.net/category/1401750.html

また、こちらのぐっどうぃる博士の仰ることをきちんと実践していくことも
まひろさんにとって大変役に立つことなので、ぜひやってみて下さい。

恋愛だけでなく、博士理論はあらゆる人間関係に応用出来るのです。

既に博士がプロトコル「男が本当に考えている事を知る方法 vol.4」に書いていらっしゃいますが
http://u-rennai.jp/goodwill/column/30/

>●相手をコントロールしたいという欲を持った男性は、強く相手を傷つけるメッセージを送る。
>これを鵜呑みにして、傷つく女性が本当に多いが、言葉そのものの意味などほとんどない。
>彼らはあなたを思い通りにする事こそが目的なのだ。

>親子関係でこのような事が起きやすいので例を示す。

>娘に「毎日お前は遅く帰ってくる。お前の事をお父さんは心配しているんだよ。
>なのにお前は親の気も知らないで…親不孝者」
>とか、「あなたは洗濯物を干すのも満足に出来ないの人なの?」
>とか「○○は、まだ結婚しないのか。このままだと一生独身の寂しい人生を送るだろうね」
>とか、もう数え上げたらきりがない。
>これらの言葉を鵜呑みにすると、傷つき翻弄され、両親にコントロールされてしまう。

>実は両親は(自分の為に)あなたを思い通りにコントロールしたいに過ぎない(両親はそれに気付いていないが)。
>そしてあなたは(気付いていないが)両親に愛されたいだけに過ぎないのだ。
>この両者の思いが合致した場合が、今回述べる不幸のはじまりである。

>実は、相手を傷つけコントロールする言葉は、相手を愛しているが故に起きる。
>愛がこのような形であらわれる事がままある。
>愛するという事は、相手を所有したい、相手を自分の思い通りにコントロールしたい
>という欲という形をとって表れる場合がある。
>このような形の愛をあなたが受け入れた場合、それはお互いにとって不幸を生む。

>もしあなたが彼に強く傷つけられる関係が続いているのなら、今すぐ止めるべきだ。
>その関係は、ずっとずっと続き、あなたを苦しめるだろう。

>もし今あなたが傷付き、不安定になり、疲れ果てているのなら、
>心の扉をその人の前では閉じなさい。
>彼の言う言葉であなたが動いてはいけない。

>人生は一度しかない。そんな人たちの言葉に翻弄される必要はない。
>愛されたいという思いがあなたを突き動かしている事に気付きなさい。

>あなたは人生を楽しむために生まれてきているのだ。

本当にまひろさんを大事にしてくれる人は、まひろさんを不当に変えようとしたりしないんです。
まひろさんがちょっとドジだったり、少し変わっている性格だったとしても
いつもありのままのまひろさんが好きだよと言ってくれるものです。

また、博士がおすすめしているカーネギーの「道は開ける」「人を動かす」
アービンジャー・インスティチュートの「箱」は毒親対策にもぴったりです♪
「ルールズ」もとても良いですね。
「結婚の謎」でおすすめされている「選択理論」はコントロールについて
詳しく書かれているので、具体的な対策が出来るでしょう。
本が沢山出ていますが、こちらのブログを読んでも理解出来ます。
http://ameblo.jp/choicetheory/

また「ソース : あなたの人生の源は、ワクワクすることにある」という本がとてもおすすめです。
手前味噌ですみませんが、私の日記でも紹介しています。
http://bit.ly/Mh7Stp

私も毒親との関係に悩んで10年以上が経ちます。
親との確執が完全に消えた訳でもないですが、関係は少しずつ変わってきていますし
今はとっても幸せなんです。親は親、私は私です。
辛いながらも博士理論をきちんと実践することで、本当に素敵な人と巡り会うことが出来ましたし
日々素敵な思い出を重ねていくことは出来ます。それは私が保証します。

まひろさんがご自分のご家族のことを不安に思う気持ちも分かります。私も抱えています。
でも、大丈夫です。
博士理論をやっていけば、家族との関係も少しずつ変わっていきます。

どうか心を前向きにして、頑張ってくださいね。
応援しております。

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