見切りをつける時期なのかコメント No.58146

No.581462016-06-29 22:07

私の個人的な見解なので鵜呑みにしないで欲しいのですが、
「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことなので、コメントします。

貴女も心に闇があるので「寂しい」とか「構って欲しい」という気持ちが強いですが、
彼も、貴女以上に寂しがりやで、本当は、すごく甘えん坊の男性だと思います。
私から見ると、貴女とのLINEのやりとりや言動から、彼のそういう気質が滲み出ています。

貴女も彼も、心の闇を異性で埋めてもらいたいタイプの人間です。

彼の場合、31歳で、今まで人数も分からないほど女性と関係を持っていること、
そして「セックスの相性ありき」で恋愛を展開させる癖があることから、
彼が自虐的に言ってるレベルではないくらい、彼は闇をこじらせています。

こういうタイプの男性は性欲がメインと言うよりも（手順はほぼ一緒なのでお腹いっぱい）
女性に対する失望と理想が入り混じっていて、
ありもしない理想郷をぼんやりイメージしながら女漁りをします。

心の闇を直視せずにセックスで埋めようとするので
彼の心はいつまでも癒されず、悶々と行き詰まっていきます。

貴女が仰るように、彼は人間観察力は高めです。
頭の回転も速いし、女性経験が豊富なので女心にも敏感です。
LINEのやりとりを見ても、彼がモテるのは分かるし、貴女も楽しかったのは理解できます。
（彼は切り返し方や言葉の選び方がちょいちょいセンスある）

恋に溺れて鈍感になっている女性よりも、
彼は冷めている分、相手の内面の動きを冷静に見ることが出来ます。
簡単に女を落とせる度に、男としての自信はつくけど、もう、そっちは充分に満たされているので
（もっと手応えのある女はいないのかよ･･･）と失望もするのです。

それは、モテる男やモテる女のジレンマみたいなもので、
いつも異性を振り回す側で簡単に落とせれば落とせるほど、
（この俺を振り回すくらいの、すげー女に溺れてみたい）という欲望も湧き出てきます。

モテるが故に「恋愛の醍醐味＝ドキドキワクワクして一番楽しい時期」を味わえないまま、
いつも一直線でゴール出来てしまうからです。

このサイトで言う「手に入りそうで入らない距離」という期間をほとんど経験できずに
女が手に入るので（その距離をむしろ経験してみたい！）と思うのです。

だけど、彼の今までの女、そして貴女も含め、彼の魅力にやられちゃった女たちは
全員が、彼に気に入られようとして強気だった女も弱気になり、彼の顔色をうかがい出すのです。

女が「無理しないでね」と言えば、それは自分に気に入られたいから言っていることだと
今までの経験で知っているので、彼は嫌がるのです。

彼は女に裏表があるのを知っています。媚びを売る女がどういう態度に出るのかも知っているし、
彼は、勘が鋭いのと経験豊富なので、相手の「イイ女を演じている言動」を見抜けてしまい、
萎えるのです。そういう自分の感覚的な部分を上手に言語化できていないのだと思います。

だから

＞｢私は会いたいし顔みて話したいしイチャイチャしたいわぼけ｣と返すと
＞｢それそれ｣｢俺も会いたい｣｢そーゆうの好き｣と喜びます。

こういう、気が強くて、ぶっちゃけて本音を話して、
俺に嫌われるのを恐れない、動じない、
俺より上手（うわて）の女が言いそうなことを聞くと、彼はワクワクする訳です。

私が思うに、彼が言っている「なりさんらしさ」というのは、

――――――

（１）男女の「こうあるべき」に捉われていない女
（２）今までの「ありがちな女」とは違う、斬新な恋愛観を持った、考えが面白い女
（３）男に媚びず、自分の前で気に入られようと演じたりせず、真正面からぶつかってくる女
（４）イメージで言うと「色気もある、肝っ玉母ちゃん」みたいな、知的で豪快な女
（５）ちょっと寝たくらいで一喜一憂しない、自分に「芯」がある、俺よりモテる女
（６）ツンデレ女の強烈バージョンみたいな女

――――――

そういうイメージ（＝自分の理想）を、最初は貴女に少し感じていたのだと思います。
でも、フタを開けてみたら貴女も今までの女と同じタイプ、「寂しい構ってちゃん」だったから冷めた。
もっと正確に言うと「ガッカリした」のだと、私は思いました。

彼にしてみれば、自分の恋愛観がぶっ壊れているのは自覚している。
でも、できれば自分と同じような、ぶっ壊れた恋愛観の女に会ってみたい。

（女を振り回したいんだけど、本当は振り回される側になって恋に溺れてみたい）
（いつも俺が翻弄する側だけど、一度でいいから翻弄される側になってみたい）という、
刹那的なジレンマ、モテてしまうが故の歪んだ欲望を共感しあいたい。

そして、その女が「私は私よ！これでも充分、恋愛を楽しんでいるから、これでいいの！」と
明るく豪快に笑って言い切れる、そんな潔い女と付き合うことを夢見ているのだと思います。

でも実際は、そういう女は彼より賢く、彼が闇をこじらせて女と寝まくっていることを
カッコイイ生き方とは捉えないので、相手にされない訳です。

彼はそこそこ頭は良いけど【　自分が女に本当は何を求めているのか　】を
自己分析できていないし、自覚できていないまま、女の査定ばかりしているので
やっぱり、所詮は薄っぺらい世界での頭の良さで立ち往生してしまうのだと、私は思いました。

彼に限らず、人は無意識に自分と似た感性の人を探しています。
それがどんなにぶっ飛んだ恋愛観であっても、
むしろ、ぶっ飛んで、孤独で、マイノリティーであればあるほど、
それを直さずに「仲間」を探しちゃう人もいます。

寂しさや孤独が強いからこそ、共感しあえる異性を探して寂しさや孤独を埋めたくなる。
でも、男と寝まくっている女はそんなにいないし、風俗嬢とかでは彼の理想（ロマン）は
埋められない。銀座の敏腕ホステスとかだと、彼の恋愛レベルが低いので相手にされない。

彼が中途半端に頭が良くて、薄っぺらい世界でモテているので
余計に闇をこじらせているように思いました。

本当は、彼はとても寂しく、女に甘えたいのに、
女が先に自分に甘えてくるので、甘えさせる側にばかりいる。
プライドが邪魔してそっけない一面もあるけど、いろんな女にトライしては
（この子も違う）（あの子も違う）と、放浪の旅に出ている。

私には、そんな風に見えました。
（この彼は寂しくて甘えたくて仕方ないんだな～）と。

女に優しいモテる男は、寂しがりやの甘えん坊が多いですよ。
女と似た感性で恋愛をするから、女にモテるという一面もあります。

＞あわよくば、今度は追わせたいなと思ってしまっているので、負けず嫌いというかなんというか...

お互いに、闇を抱えた寂しん坊同士なので「追わせる」までは持って行けないと思います。

それと、貴女の方が彼を好きだし、彼が主導権を握っているし、余裕があるし、
彼の方が貴女より頭の回転が速いので、勝ち目はないと思います。

貴女が彼と出会う前に心の闇を自力で昇華していれば、勝算はあったかも知れません。
自分の闇を自力で昇華していれば、彼の闇にも気付けたし、彼の本質を突けたし、
他の女より抜きん出ることができたし、彼を本気で惚れさせることもできたかも知れません。

――――――

女と寝まくっている男に対する、女の反応は大概、下記の２つに分かれます。

（１）チャラい男、サイテー！
（２）確かにチャラいけど優しい、楽しい、好きになっちゃった！

彼の心を奪うには、本気で追わせたいなら、
このどっちにも属さない、第３の女になる必要があります。

（３）女と寝まくってるサイテーな男だけど、本当は寂しくて仕方ないんでしょ？
私は知ってるよ。分かっているよ。見抜いているよ。そんなことしても心は満たされないんだよ。

――――――

＞私は私で都合の良い女になりやすい傾向にあります

貴女自身が（３）の心境であることを自覚していない、理解していない、昇華していないから、
彼が（３）の心境であることも見抜けず、（２）の女になってしまうのです。

恋愛は、「始まる前に既に勝負はついている」一面もあります。

自分の闇を昇華できずに自信がない状態で恋を始めても、
「寂しさ」という強烈な衝動には勝てず、良い情報も賢い駆け引きも実践できないからです。

問題の本質は「もっと早くここを知って相談すれば良かった」という後悔ではなく、
「もっと早く、自力で闇を昇華しておけば良かった」ということを後悔して下さい。

どんなに良い情報も賢い駆け引きも、
「心が健康で自分のことが本当に好き」という状態でしか活かされないのです。

もっと言うと、そういう心が健康な人が自然に無意識にしていることが
「闇をこじらせている人向けのマニュアルになっているだけ」という部分もあるのです。

他人にその都度、細かい動きを教えてもらわなくても、貴女の心が本当の意味で健康であれば、
自然と【　貴女らしい上手な駆け引き　】ができて、惚れた男を魅了できるのですよ。