モラルハラスメントの被害経験がある方、ぜひコメントお願いします。コメント No.37542

No.375422014-05-16 12:29

こんにちは。

私も上司からの攻撃で体を壊し、うつ病を発症し、その後寝たきりになりました。

その時、私が大好きな女優さん樹木希林さんがテレビで、

「怪我や病気はご褒美。神様が、もうそんなに頑張らなくていいんだと教えてくれてるんだ」

と、言われてるのを聞きました。

起き上がってテレビを５分見ることもできない状態でしたが、朝のワイドショーの数十秒だけ、何故か耳に入りました。

それを見て、「私は寝たきりのダメ人間じゃない。今、私は神様からご褒美を貰ってるんだ」と思い直しました。

持っていないものを嘆くのではなく、自分は既に与えられていて、それを受け取ればいいだけなんだ、と思えたんです。

また、私も同じく完璧主義で自己評価が低く、人の目を気にするタイプでしたが、それも寝たきりになった時に、自分を内観しているうち、なくなりました。

体が自分の意志で動かなくなり、魂と肉体が離れてしまったように感じ、動けなくなっている自分を見ている自分がわかりました。

その時、「他の人はこんな姿を見たら見捨てるだろうな。でも、自分は見ててくれてるんだ。自分はどんな時だって、こうやって自分を見ててくれてたんだ」ということに気づきました。

自分は、自分が一生懸命やっていたことを知っています。

誰にも気づいてもらえなかったけど、その時傷ついていたということを知っています。

直接助けにならなかったけど、誰かを本気で助けようと努力していたことを知っています。

誰かを思いやって、自分のワガママを抑え、自分を厳しく律してきたことを知っています。

そうやって、自分は自分なりに、その時できることはしてきました。そのことを認めたのです。

よく、「自分からは逃げられない」といいますが、それは言い換えれば、

「自分だけは、何があっても絶対に自分を見捨てない」ということです。

私は、そうやって寝たきりになっても、自分を見捨てず、ちゃんと目を逸らさず、今も一緒にいてくれる自分に生まれて初めて感謝しました。

才能があるからとか、美人だからとか、お金持ってるからとか、そういう条件付きではないのです。

どんなに不格好なダメな自分でも、決して自分を見捨てなかった。他人ができないことを、自分はずっとやってきた。

この事実が、自分の自信になったんです。

それからは、積極的に休むようにしました。休むために最善を尽くしました。

その途中で沸き起こる、怒りや憎しみ、妬み、恨みも、恥ずかしいことだとか考えず、感じるままにしました。

自分はそのような格好わるい自分と、３０年以上もずっと付き合ってきた実績があるのです。これからも絶対付き合っていけると信じられます。

これが自分が受け取ったご褒美だと思うのです。寝たきりにならなければ、気づけなかったと思います。そういう意味で、今ではその上司に感謝しています。（もちろん実際に会ったらぶん殴ってやりたいという思いもありますが）

…と、これが私が自分を取り戻した時の過程です。

実践的なことでは、このサイトでよくいわれる「現実検討能力」を上げることです。
現実検討能力とは、実際に起こったことと、自分の妄想を切り離して考える能力のこと。
これは博士相談をお読みになると、コツが掴めると思います。

自分と対話する一助になると思います。

博士理論の基本の一つ、「他人は自分のことなどほぼ考えていない」という概念が、しっかり自分の中に落とし込めれば、他人の目が気にならなくなり、他人の言葉に振り回されなくなります。

また、人格障害の人は、自分の言葉に反応する人間をターゲットにします。

人間が特に一番反応するのは、否定的な言葉をいわれた時です。人格障害の人は、そのことを知っています。周りの人間を同じ人間だと思っていません。本人にしてみれば、猫に猫じゃらしを使っているような程度のことなのです。

つまり、それだけ相手の言葉には何の意味もないということ。

そして、ターゲットになりやすい人とは、ずばり「他人の目を気にしている人間」です。

今後この手の人にあったら、一切反応しないでください。

長文乱文、申し訳ありません。

どこか参考になれば幸いです。