婚約者が薄情な気がする…コメント No.61896

No.618962016-11-19 13:39

アリスさん、こんにちは。

最近、怒涛のように３時間愚痴を聞かされた友人のケースと似ているので、皆さまがとても良いアドバイスをなされている事ですし、話のネタにここでシェアしたいと思います。

さて、私はおそらく金銭的、ステータス的にその彼と同じほどのレベルかと思います。
私の周囲の男性も、こういった高学歴高収入おぼっちゃまが非常に多かったのですが、
まず高い確率で、彼らは金とステータスで人を図ります。とくに男性は。

なぜかというと、それが自分が持っている自分のエゴで、それによって彼らは他人より優れているので、結果的に「収入」「学歴」で人間の質を図った方が彼らには有利だからです。

そんな彼らは、自分より「収入」「学歴」といったステータス面で劣っている人間をみると、とたんにふんぞり返ります。

とくに、両親ともに良家で幸せに甘やかされて育った苦労知らずのお坊ちゃまが一番人間性が浅く、人の感情に対して鈍感で、無神経なことが多いです。もちろん例外はありますが、９割の金持ち男性はこのようなタイプかと思います。

たとえば、

私の父は、結婚する前、母とデートがしたくて、母がその日友人と約束があったのですが

「君の友人にお金を好きなだけはらうから、今日は僕とデートをしてよ。」

っといったそうです。
それを聞いた母。

怒髪天で父を罵倒したあげく、一か月無視して、父が日々ドアの前で土下座して謝るまで許さなかったそうです。

そして、私の友人の話ですが、彼女３３歳、彼３６歳。
彼女は別に美しくもなんともないのですが、何の根拠はなくとも自信にあふれる女性。

彼は年収１０００万円以上のおぼっちゃまで、その両親は大地主です。
その彼と結婚する事になった彼女。新しい家を購入してもらえる事になったのですが、彼女に資金はありません。その彼女に対して、彼の親は

「買ってあげてもいいけれど、別れたら私が出した金だから財産はすべてこっちのものになる契約書を書いて頂戴」

っといったそうです。

私はまぁ彼の親が全額出すならそれはまぁ当たり前だろう…。

っと思ったのですが、怒髪天でぶちぎれる彼女。

「私をまるで金のために結婚するみたいに疑うような男と結婚なんて出来るもんですか！断固絶対にかかない！書くぐらいなら結婚なんてしないわ！！馬鹿にすんのもいい加減にしなさいよ！！」

と怒髪天で怒り狂い、彼と着信拒否。

こちらも、彼の方が土下座して謝りに来て契約書なんてサインしなくていいから結婚してほしいと泣いて取りすがったそうです。

で、来週無事に結婚するみたいですが、うちの母も彼女も、間違いなく金目当てで結婚します。
彼女たちは口々に私にいうのです

あたりまえよ、金の無い男となんて結婚するのに何の意味があるの？

その金を私のために使うのはむしろ当然！

だけど私のほこりを侮辱するのは許さないわ。

私にやつら以上に良い男なんていくらでも見つかるのだから。

万が一いなくても、私の誇りはどんな金にだって買えやしないわ。

基本彼女たちは破壊行為だらけなのですが、そういった揺るぎない自信と信念が彼女たちの価値を高めさせ、魅力をあたえ、ステータスの高い男たちに魅力を感じさせるのかもしれません。

書いているうちに、ナポレオン・ヒルの「思考は実現する」における一つの物語を思い出しました。

☆

その少女はみすぼらしい服をきて、店の掃除をする私の前に立った。

「おじさん、２５セントちょうだい。」

なぜ、私がこんな薄汚れたガキに２５セントを与えなければいけないのか。

不愉快なきもちになり、私はぞんざいに「あっちいきな！」と少女を追い払おうとした。

しかし、少女は動かない。

「おじさん、２５セントちょうだい。お母さんに、２５セントが必要なの。」

鬱陶しい餓鬼だな！いかないなら箒でたたくぞ！そうおもった私は少女の目をみた時、はっとうごけなくなった。少女の青い瞳が、私を射貫く。

「私のお母さんには、２５セントが必要なの！！」

少女は揺るぎない声で叫んだ。そのとき、私はどうした事か、まるで何かに動かされるように懐に手を伸ばし、気がつけば、少女に２５セントを渡していた。

２０年たったいまでも、私はその事が忘れられない。

それが、意思の力なのかと。

☆

アリスさんは、人さまの価値観関係なく、彼を理不尽だと思うなら意思をまっすぐ伝えることも一つの手です。正しかろうと間違っていようと、強い意思、はっきりした意思は相手に伝わり、なにかを変えます。

何かの感銘になれば幸いです。