成功談【博士理論】コメント No.14237

No.142372013-01-27 04:52

プーーさん始め皆さんの真摯な姿勢に打たれて、僭越ながら参加させて戴く事にしました。

私は１度も博士や相談室に相談した事はないのですが、１人で勝手に博士理論を駆使して結婚まで至りました（結婚５年目です）

現在の夫と結婚する為に苦戦していた時期に大変参考になったのは、成功者の方の全体の流れよりも細部（どんな事が起きてそれに対してどう対処していったか）だったので、それに注視して書きたいと思います。

出会いは私が４２歳、彼３５歳の時。
お互いバツイチで子どもアリ。
私にとっては無理めの男性（年齢、容姿や稼ぎなど）でした。

相手の強いアプローチで遠距離のお付き合い（と、その時私は思っていたけど、私はこの時点ではただの浮気相手でした）が始まるものの、交際半年にして、相手に同年代の彼女がいる事が発覚（隠されていました）本当に動揺しました。

この時に私が（博士理論に沿ったつもりで）とった行動は

①何も言わず音信普通にした

②狂った彼が執拗に連絡してきた（そうなるまでに半月～１ヶ月かかりました）

③一言メールで「彼女がいると知りました。少し時間を下さい」

④その後また１ヶ月ほど沈黙

⑤彼の電話に出て「あなたの能力判断力に絶対的な信頼を寄せている。あなたの下す判断に間違いはない。あなたが決めた事が彼女にとっても私にとっても周りにいる誰にとっても最善だと心から信頼できる。あなたが私を選ぶならそれが彼女にとっても最善だし、彼女を選ぶならそれは私にとっても最善な事なのだと信じている。どんな結論を出したとしても、あなたが下す結論が皆が幸せになれる最高な判断だと信じて従います。」というような内容を努めて明るくきっぱりと言った。

④結論までどんなに時間がかかろうと気にしない覚悟で催促せず穏やかな対応（二股された事など忘れたかのように）に徹した（結論が出るまで約半月かかりました）

結果私を選んで貰えたもののそこからが問題で、この彼女と完全に切れるまでは更に数ヶ月を要しました。
その間大変苦しみましたし、博士理論を徹底できず、彼を責めるような言動もしてしまいました。

これではいけないと思い、思い切って「恋人の心を取り戻す方法」に踏み切りました。

私は元々は超感情的で時間軸が短い厄介な性格なので、この状態で一緒にいても破壊行動を重ねるだけでいい事は何も無い、居心地の良さを充分与えられたか不安要素はあるものの、自分の性格を考えればもうこれしか方法はないという判断でした。

それからは毎日メールをくれる彼に対して、１ヶ月に１～２回気まぐれにメールを返す（しかも適当な内容）程度、電話はほぼ無視し、自分の精神状態が確実に安定してる時だけほんのたまに出たりしました。

途中彼が彼女と本当に別れた証拠や、私と結婚したい旨などを送ってきましたが、今更信じられない思いもあり、全てスルーして相手にしませんでした（ここで飛びつかなかった事が良かったのだと思っています）

そんな状態で５ヶ月（自分でもよく耐えたなと思います）。

その５ヶ月の間はずっと彼のテンションが高かったわけでは勿論無く、連絡が途絶えがちになったり「エクソシストの悪魔」になられたり、その度に落ち込むは苦しむは、でも博士の著書やこのサイトに記されている事ばかりだったので、冷静になる事ができました。

後で聞いた夫の話では、この期間やはり夫も「本当にべむべむでいいのか？」という値踏みと恋愛回路との間で随分葛藤していたみたいです。

それが行動となって現れてた（連絡が途絶える・エクソシストになる）んだろうなあ、と今となっては理解できます。

５ヶ月経ったある日、彼が一時帰国で日本に来るというので５ヶ月ぶりに会う事にしました。

帰国した翌日、いきなり市役所に行って入籍となりました（汗）
これには流石にびっくりしましたが。

５ヶ月の最後の方は、私も頑なな態度は解いていました。
凍ってしまった私の心を彼が暖め溶かしてくれた、というような役を演じていました。

既に諦めの境地に至っていた為、穏やかな気持ちで彼と再会できたと思います。

「入籍するから書類用意しておいて」とはメールで言われていましたが、本気にせず「へえ？まあいいか。はいはい」という感じで全く期待せず、一応用意はしておいたのですが、即効で市役所に提出の運びになりました。

夫は当時を振り返り「べむべむの気持ちが変わると困るから、真っ先に入籍しようと決めていた」と言っています。
多分５ヶ月もかけてやっと取り戻した（と思わせていたのですが＾＾；）私の気持ちが離れるのが怖かったのだと思います。

超高齢出産でしたが子どもにも恵まれ、今は本当に幸せな毎日を送っています。
博士やこのサイトがなければ、確実に手に出来なかった幸せでした。

結論として私が実感してる事は（重複する内容もありますが、それだけ重要という表れです）

①最初のうちは、彼の絶対的な信者でいる（これが居心地の良さになります）

②感情的で破壊的な女性は、居心地の良さは①程度で諦め、後は「距離の強弱」で勝負していった方が楽だし成功しやすい（下手に居心地の良さの提供に拘るとボロが出やすいです）

③どうせ破壊的な性格なのだから、傍にいる時間が長いより、短い方が彼は居心地が良い（離れていれば、勝手に彼が良いイメージを育ててくれます）のだと割り切る事。

④「沈黙」や「恋人の心を取り戻す方法」は別れの覚悟をつけてからでないと、やりきる事が不可能

⑤結婚まで至るには、とても怖い事だが「彼が私（自分）をしっかりと値踏みする時間」を充分にとらせてあげることが必要。
この間はほっておいてあげる事。
ほっておく事で彼に恋愛回路が出来やすくなるので、値踏み査定をクリアできる確率が上がる。

⑥大変な思いと長い時間をかけて手にした関係に男性は強く執着する。
別れを恐れず大きく距離を離す事で、この効果を狙う事ができる。

⑦散々悩んで出した自分の結論を、男性は絶対的に信頼し執着する。
なので１度「こいつと結婚する」と決めれば、びっくりするほど行動が早く迷いがない。
安心してついていく事ができる。
それまでの辛抱だと思って頑張る価値はある。
彼に悩む時間を十分に与え、そっとしておく事が何よりも重要。

私の勝算は彼の時間軸が短く駆け引きが効き易かった事、遠距離の為に破壊行動を取りたくても余り取れなかった（笑）事にあったと思っています。

反対に考えれば、破壊行動をしたくなったら物理的な距離を作ってしまう（旅行に出てしまう、友達と住んでしまう、など）という手もあるし、自分の中だけで彼は遠くにいるのだという設定にするのもいいかと思います（強い暗示が必要ですが）

私のように感情的で「パートナーとしての魅力」が著しく低い女性は、結婚がゴールにはならない事を日々痛感しています。

結婚生活においても常に博士理論を忘れない姿勢で、日々精進していきたいと思っています。

とても貴重なトピだと思うので、少しでもまた何か思いついたら、ちょこちょこコメントさせて戴きますね（＾＾）