忙しい人を待つ許容期間についてコメント No.36290

No.362902014-04-15 15:10

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友人に何人か新聞記者がいて、私も業種は違いますがマスコミ系なのでご相談の彼の忙しさは非常によく理解できます。文字通り殺人的で、体力的にも精神的にも常に極限状態に追いやられている状況です。

たとえば普通なら「メールの返信なんて5分もあればできるでしょ?」と考えるでしょうが、その5分で缶コーヒーを立ったまま飲んで切り替えをして次の仕事に取りかかる、可能であれば一瞬でも仮眠を取りたいのが、この職業です。

また飲み会とはいっても、それも仕事上外すことのできないお付き合いで、基本的に仕事モードだったりします。自分が楽しむよりは気を使う場面の方が多いでしょう。なので、その状況下でメールの返信があっただけ、彼はあかね様に対して精一杯のことをしていた可能性が高いです。それなのに(たとえ直接口にせずとも)浮気を疑われたら、どんな気持ちになるでしょうか。

激務の男性がさらに繁忙期に入った時、彼女というものは存在自体が彼の「タスク」の一つになります。女性の方がいくら癒しを感じてもらおうとアピールしたところで、「本来ならケアしなければならない存在」があること自体が負担になってしまいます。

会いたいという意志が伝わるメールが1通来るたびに宿題や支払い請求が増えるという感覚でしょうか。これはどんなに好きな相手でも同じことだと思います。いや、むしろ好きだからこそ「大切な人をケアしきれない俺」を感じてしまう分、男性が追い詰められることすらあり得ます。結果「タスク」を減らすと同時に相手の女性を交際関係という形で束縛することへの罪悪感から逃げるために、別れという選択を取ります。

以上のことを踏まえて、ご自身の言動を振り返ってみてはいかがでしょうか。あかね様も我慢はされてきたと思いますが、お相手の男性も他の形で我慢を重ねてこられたことが解ると思いますし、次に忙しい男性を好きになった時にご経験を活かせると思います。

たとえばメールを送るにしても、会いたいという意志は見せずに、笑えるネタと自分の近況だけを送るだけでも、彼は激務の中でひととき和む時間を投げてくれたことへの気遣いと自分がいなくても相手の女性が元気でいることに、安心感や癒しを感じるかもしれません。そうすることで、彼が帰ってきたくなる場所になることができます。

また、SNSで繋がっているなら、あえて自分からはメッセージなどをせずに日々のことだけを淡々とあげることも、こういう男性には有効だったりします。忙しさの合間に時間ができたとき、彼の方から話しかける共通話題を見つけやすいからです。

あと私は出張先で見つけた美味しい物や面白グッズを、一言手紙を添えて送ったことがありました。これは嬉しかったと後々言われたので、ノンデジタルなコミュニケーションも、今の時代だからこそ有効だと実感しました。

物理的に会えなくても心を通わせる方法はたくさんあると思います。風の旅人様がおっしゃっていた、久しぶりに再会した彼女と結婚を決意した男性のケースは、おそらくそれに近い形で二人の間に積み上げてきたものがあったからだと予想します。

私自身、過去にたくさん失敗をしてきましたが、大切なことは自分が彼の(精神的な)居場所になれているのか? ということと、そういう気遣いをする相手の意図を汲める度量をその男性は持っているのか? という2つの見極めをしながら恋愛をすることが大切かもしれないなと思います。

長々と失礼いたしました。

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