彼の待ち方と男の愛し方。コメント No.40043

No.400432014-07-03 18:27

信じて待つことで失うものとは

連絡もなく会えない彼を待つということについて
このトピでの皆さんのコメントをもう一度読んだり
今日の888さんの日記を読んだりして、いろいろ考えました。
http://u-rennai.jp/diary/detail/38648/

よくここの相談で
「忙しい彼から連絡が途絶えて」「そっとしておいてと言われて」
というのが出てきて
いつも身につまされて読んでいます。
たまに動揺もします。グラグラッと。

実際そういう状況になってしまったら
どうしようもこうしようも
彼のことがまだ好きならば
おいてけぼりの女としては待つよりほかないわけで

ただ
待っているあいだの心の持ちようとして
彼を信じて穏やかに待つのか
連絡したいのをこらえ苦しみに耐えながら待つのか
信じられはしないけど自分磨きをして忘れるようにするのか、
ひとことで「沈黙」「放置」といってもいろいろあります。

「信じて待つ」って、こんなシンプルなことなのに
女にとってこれほど難しいこともなく

相談に寄せられるコメントの中には辛辣なものも少なくないので
たとえそれが善意から出た言葉であっても
「彼を信じる」ということに水を差されることも多くて
それを読んだ待つ女の心もついでに揺さぶられ
信じる気持ちなんて
涙を拭いたチリ紙と一緒にゴミ箱行きです。

「年齢を考えれば時間のムダ」
「彼にとって都合がいいだけの女」
「多忙を理由に連絡できない男など待つ価値はない」
市場価値、出産リミット、現実検討能力、手に入った距離…

おっしゃるとおり。
今まさに、彼からは連絡もなければ会えもしないのだから。

結局のところ、待てない理由はこれです。
「信じて待ってみて、さんざん待ってみて、もしダメだったら？」

でもそもそも
信じて待っていて失うものってなんだろう？
そもそも本当に何か失うのかな、と思ったりもします。

なにかの巡り合わせで
大勢の中からこの人といちどは決めた、
そのたった一人さえ信じられないでいて
そんな人生から失われるものってなんだろう。

信じて待つどころか
彼が私から何か奪っていくって思えてしまうなら
いっそ待つなんてやめたほうがいいのかも。
最初からありもしないものを奪われたような気になって
あとで恨みたくなるだけなのだし。

とりとめなくて、きれいごとばっかりですが。

でも博士がいう「祈り」だってそういうことじゃないのかな、と。

何か失うなんて考えずに
心から信じること、
ただそれだけで目の前の世界がみるみる変わっていくような
そういうイメージで待ちたいです。

それともうひとつ。

「女性が彼を信頼すれば、男性の思いやりはもっと引き出せる
　男性が思いやり深くなれば、女性はもっと信頼できるようになる」

ジョン・グレイのこの言葉が本当ならば
たとえロクデナシの男にだって
信頼を寄せる価値はある。
と、思いたいです。
「この彼なら信じていい、信じられる」ということじゃなく。

私がときどき想像してみているのは

「ロクデナシの男に恋して苦しんでいる」という相談に
ここを出入りする女たち全員から
女だけが持っている、その深い深い思いやりでもって
「彼を信じて、受け入れてあげよう」
というコメントが集まったとしたら

相談した女性が
その思いやりで満たされて癒されて
ロクデナシの男を心から信じることができたら

果たしてロクデナシの男は
深い思いやりを見せるようになるのかな？

と、そんなことを考えます。
女の祈りってそんな風だったらいいのいなぁと。
夢見がちですかね。