都合のいい女から本命として付き合いたいコメント No.65200

No.652002017-04-19 09:18

（11）自分でも無理をしていることは自覚している。この数ヶ月で心身共にかなり参っている。
でも、どうしても彼の本命になりたいし、この方法しか無いから、
（辛くてもマニュアルに忠実にやるしかない！半年の辛抱だから）と自分に言い聞かせる。

･･･間違った努力です。

何故なら、自尊心を傷付けてまでつかみに行く価値がある男なんて、
この世にひとりもいないからです。

＞博士の理論からすると、私と彼にはこの方法しかないのです。
＞これは私にとってある意味試練なのかもしれません。

自分の健全な心を犠牲にしてまで貫く恋愛なんて、それはもう、恋愛ではありません。
それは恋愛ではなく、試練でもなく、自分への虐待です。

セフレからスタートして自分を虐待する。
本命に昇格したいから、マニュアルを貫く代わりに、自分を虐待する。

そういう間違った努力をするから、
貴女はますます「恋愛は辛く、苦しいものだ」という価値観を強めるような経験を
引き寄せてしまうのです。そしてその負のスパイラルから抜け出せなくなるのです。

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恋愛マニュアルに自分の魂を売ってはいけません。

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これは博士理論がどうのこうの、ということではありません。

貴女が自分特有の「心の闇」と向き合わず、改善せず、成長しないまま、
それでももう傷付きたくないから、失敗したくないから、彼に嫌われるのが怖いから、
安易に短絡的に表面上のテクニックや手順にしがみつき、
世に溢れる恋愛マニュアルを鵜呑みにするから、余計に恋愛が殺伐としてしまうのです。

そもそも恋愛は、他人に手順やテクニックを細かく教えてもらってやるものではなく、
自分の感性で展開させていく、単なる【　人付き合い　】なのです。

でも若いうちは特に普段の人間関係（会社や友達）も上手に運営できないから、
より繊細で不安定な恋心を扱う恋愛関係では、普段以上に人付き合いが下手になります。
何故なら、恋をするとみんな我欲に溺れるからです。

今回の貴女で言えば、

＞都合のいい女から本命として付き合いたい

これが我欲ですよね。

恋愛は自分の我欲と闘いながら、さらに好きな男の心を魅了していかないといけない
「人付き合い」なので、どうしても経験値が高い人や情報を持っている人に依存してしまいます。
その「依存」が良くないと、私は考えています。

本来は、自分の恋愛くらい、誰の手も借りずに運営できないといけないのです。
たくさんフラれて、そこから教訓を抽出できる人は「自分だけのマニュアル」を持っているから
他人のマニュアルにしがみつかなくても、どんどん人を魅了していけるのです。

マニュアルに溺れて自尊心を傷付け、自分を見失う人は心に闇があるのです。
マニュアルが悪いというよりも、闇を放置したまま他人のテクに依存する人が良くない。

その闇を自力で昇華させたら、そこでやっと「土台」がキレイになります。
そのキレイな土台の上に（これなら私らしく彼を魅了できるかな？）と思い、
楽しく選んだ恋愛マニュアルを採用し、自分らしい柱を建て、自分らしい屋根を乗せて、
住み心地の良い家をつくっていく。そこに惚れた男を堂々とおびき寄せる！（笑）

それが「本当の自分らしさ」を見失わず、尚且つ他人の知恵を借りて、それを踏み台にして、
自分らしく幸せになっていく本当の手順だと、私は思っています。

貴女にとっての恋愛は「辛くて苦しいもの」だけど、
私にとっての恋愛は楽しくて刺激的で時々相手にムカつく、感受性を育ててくれる活動です。

自分以外の人間に心を奪われて一喜一憂し、切なくなったり、泣けてきたり、憤慨したり、
嬉しくて世界のすべてがキラキラしているように見えるのも、
【　自分らしい、楽しい恋をしてこそ　】です。

自分らしく笑い、自分らしく泣き、自分らしく喜び、自分らしく怒鳴る！（笑）
そういう、裏表のない、何の下心もない、絶対に男に媚びない（媚びたら恋はダメになる）
単純明快な喜怒哀楽をいつでも自由に「垂れ流し」、
それを男が惚れた弱みで（ムカつくけど憎めない･･･しょうがないな～）と合わせてくれる。

これが、私が思う本当の溺愛です。
女の感情に男が合わせる。好きだから結局、感情的な女を許しちゃう。
彼女の喜怒哀楽だけはどれも受け止めることができちゃう。そういう男が運命の人です。

喜怒哀楽を我慢しない女はストレスがないので、基本はいつも笑顔で機嫌が良いのです。
不安も心配も自力で昇華できるし、できない時は彼に吐き出し、２人で解決策を探る。
女が怒ってもすぐに笑顔という基本（＝自分らしい中心）に自力で戻っていく。
それを男も知っているから、たまに機嫌が悪くなっても何とか対応できるように男も成長していく。

自分の心に闇がなければ、致命的な激怒みたいなものは絶対に出ません。
「絶対に言ってはいけない一言」をうっかり言ったりしないのです。溜め込んでないからです。

心に闇があるから、怒りや不安、嫉妬などをコントロールしないといけなくなるのです。
心に闇がなければ、怒りや不安、嫉妬を自分タイミングで爆発させても
ひねくれた嫌味みたいなエネルギーがそこに入っていないので、
結果的に分かり合えたり、衝突して絆が深まったりするのです。

「ケンカするほど仲がいい」みたいな関係になっていき、
最終的には「あうんの呼吸」でケンカもしなくなります。
何故なら、ぶつかりながら腹を割って理解しあおうと互いに努力してきた分、
相手の喜怒哀楽のカタチを多面的に正確に理解し、熟知してしまうからです。

せっかく恋をしたのなら、自分らしく楽しめなければ、そういう恋の醍醐味を味わえないし、
楽しくなければ、人はそこから何かを得よう、学ぼうとしません。

辛く苦しいだけの恋から、貴女は素直に何かを得て学び、成長しようと思うでしょうか？
私なら、辛い経験と傷の痛みでそういう気持ちになれないです。
だからやっぱり（辛かったけど楽しかった！）と思える恋をした方がいいと思うのです。

どんどん自分を嫌いになったり、恋する度に自信を無くしたり、改善点を見つめなかったり、
粗末に扱われて（またか･･･仕方ないよね）って落ち込んだり、未来に絶望したり、
普段の生活もできなくなって、食事も喉を通らなくなったり、体重が減ったり、
無気力になって引きこもりになったり･･･。

「たかが恋愛に」自分の魂を売り飛ばしすぎです。

恋愛は大事な活動なんだけど、深刻になりすぎてはダメなのです。
車のハンドルに「遊び」があるように、恋愛にもある程度は「軽いノリ」＝「ま、いっか」が必要。
酒の席で真面目な話ばかりすると野暮でしょ？あれと似ています。

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この恋を逃すもんか！
今回ばかりは絶対に本命に昇格してやる！

鼻息荒く意気込みすぎると、恋愛は野暮になるのです。
野暮ったい恋愛はうまく行きません。

恋愛は「粋」に展開できると、うまく行くのです。

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「粋」とは、気質や態度、身なりなどがさっぱりとあかぬけていて、しかも色気があること。
人情の機微、特に男女関係についてよく理解していること、という意味です。

恋も人生も「サーフィン」に似ています。
やってくる波に文句を言わず、ちゃんと準備をしてサクッと上手に乗る。

波に乗れない前提で怖がって身を守るのではなく（練習したからきっと乗れる！）と思い、
自分を信じる。過去の失敗から学んでキッチリ成長している自覚があれば、
（どうせ今回もダメだろうからセフレスタートでいいや）なんて思わないはずです。

（12）コメントをもらううちに（私のしてきたことは的外れで、
これまでのことは全く意味がなかったのかもしれない･･･）と思い始めた。
彼との状況の厳しさや難しさを痛感し、余命宣告されたような気持ちになった。

＞ここで皆さまからコメントを頂きお返事していく中で
＞今まで張り詰めていたものが切れてしまったようで、今はもう何もする気になれません。

貴女なりに必死に頑張ってマニュアル通りにやってきたつもりなのに、
（的外れな上に夢は叶わないのだ）と絶望的な気持ちになってしまったのでしょうね。
ゴールする前に「結果」を見せられたような気持ちになったから、ゴールまでの努力すら、
もう、やっても無駄なのだろうと思うようになったのでしょう。

私は、貴女が自尊心を傷付けながら（彼の本命になりたい！）と頑張っている様子を見て
（自尊心を傷付けている時点で、その方法は即刻やめないといけないんだよ。
もう充分頑張ったんだから、その方法を貫こうとさらに頑張る必要はないよ。
もう、やめていいんだよ。恋愛マニュアルで自分を傷付けたら本末転倒だよ）と思っていました。

自分の自尊心が大事か、
それとも、そのマニュアルを完璧に実行することが大事か。

答えは明白だと思います。

大事なのはマニュアルを完璧に実行することではありません。
自尊心を大事に扱い、自分の愛で自分の傷を癒し、満たしてあげて、
その「心のコップ」から溢れた分だけを、その愛を惚れた男におすそ分けしてあげる。

コップの中の愛は惚れた男にも誰にも絶対に渡さない。
コップの中の愛まで差し出して男に媚びたりなど、絶対にしてはいけない。
いつも自分の愛で、自分のコップを満タンにしておく。死守する。

これが大事なのです。
これを「精神的に自立している状態」だと私は考えています。

これができると、自分はいつも機嫌良く、好き勝手に生きられるようになります。
コップからあふれた、愛のおすそ分けの量を自由自在に調整して、
時には惚れた男を大盤振る舞いで喜ばせたり、
敢えて量を減らして切なく寂しくさせ、自分を恋しく思うように「粋に」立ち回ったりする。

そんな貴女を見て、周りの人は「彼にすごく愛されてるよね。幸せそう！」とか、
「イキイキしてるね！」「いつも楽しそう！」「もっと貴女に会いたい！」とか、
「どうやったらそんなに楽しく生きられるの？」などと言ってくれるようになります。
男女問わず人の心を魅了できるようになり、みんなを巻き込んで幸せになっていけます。

コップからあふれた愛だけで、自分以外の人を愛せるようにならないといけないのです。
本当の愛、本物の愛は「自分が満たされているので、溢れた分で相手を包む愛」のことです。

自分で自分を愛で満たせない段階で、誰かを愛で包もうなんて順番が違います。
そして、そんなことは絶対に無理です。
だって、自分が持っていないものを相手にあげることはできないでしょう？
愛もそれと同じなのです。自己犠牲の上で成り立っているのは愛ではなく、「媚び」です。

だから私は、貴女がすっかりやる気を失って
張り詰めていたものが切れてしまって良かったと思っています。
それは本当の愛ではないからです。