都合のいい女から本命として付き合いたいコメント No.65260

No.652602017-04-23 01:11

月岡奈津子さん

何からお伝えすればいいのか…素晴らしいコメントの数々に心打たれました。
本当にありがとうございます。
今まで私にはここまで親身に助言を下さる方はいませんでした。
ずっと誰にも言えずに、心の奥に隠していた気持ちを全て見抜かれてしまいました。

奈津子さんの言葉にこの数日自らの過去を見つめ直し、心の闇について考えていました。
でもそんな簡単に答えはでませんし、この先どうやってこの闇と付き合っていけばいいのかもまだ分かりません。

それでも、奈津子さんのお陰で自分が本当に向き合わなくてはいけないもののヒントが見つかったような気がします。

［ユーザー名］ @ゆう
『恋愛遍歴〜過去と向き合い、進む為に〜』

というタイトルで日記を書いてみました。
私が恋で流してきた涙の数々ともがき苦しんできた足跡です。
もしお時間あれば覗いてやって下さい。

以下はコメント頂いたことへのお返事です。

○ゆう(28歳)の人物像について

→(１)〜(１１)まで全ておっしゃる通りです。
まさかここまで見抜かれてしまうとは…恐れ入りました。

＊同じ行動をすれば、同じ結果を引き寄せます。原因と結果の法則です。
→おっしゃる通りです…辛い過去から目を背けて自分の間違いを認められずにいた結果だと思います。

＊（彼にとって、私というセフレからエッチを取ったら何も残らないはずなのに、
エッチというメリットを彼に与えなくても、彼は私と一緒にいてくれた。
エッチ以外の私を彼は受け入れてくれるの？嬉しい･･･）と感じたのかも。
→惨めで情けないです。でもまさにこの通りのことを思いました。そして彼を特別視するに至ったのです。

＊「できることなら一度でいいから彼に愛されてみたい」と思い始める。
→その通りです。
彼に愛されたいと思いました。
そして実はそれと同時にもう一つ別の思いがありました。
それこそ、奈津子さんの分析された彼の人物像と直結していくことになります。

彼に出会ったとき…彼は複数いた体の関係のある男性中の1人に過ぎませんでした。
若くてイケメンで仕事ができる、よくいるタイプだと思いました。大して苦労もしないで要領よく世の中を渡ってきたんだろうな…くらいに思っていたのです。
彼と過ごすうちに彼の生い立ちや過去の恋愛について聞く機会がありました。そして彼は時々酷く屈折した価値観で物事を決めつけたり、社会への不満と怒りを口に出して、批判的なことばかりを言ったりするのです。
最初は批判的な事を言う事で、自分の知識や思想をアピールしたいのだと思っていました。もちろんそれも多少あったでしょう。
でも私は気づいてしまいました。
彼の言動はすべて、彼の心の中の劣等感や不安から自分を守る為のものなんだと。
私は彼が可哀想で…放っておけませんでした。

多分自分自身が傷だらけだったから、彼の心の傷に気づいたんでしょう。
必死に強がる彼をみて、自分を重ねていたのかもしれません。

＊普通に愛されて、普通に大事にされたいのです。でも（きっと自分には無理なんだ。今までだってそうだったもん。だから高望みしちゃいけない。
でも、こんな恋愛ばかりじゃ、辛すぎる･･･）という葛藤の中で今も生きているのでしょう。
→まさにその通りです。

＊辛くてもマニュアルに忠実にやるしかない！半年の辛抱だから）と自分に言い聞かせる。
→10年間…私なりに努力してきました。でも一度たりとも報われずもう自分の力では恋愛できなくなっていました。
恋愛や人間の心理に精通していて、本まで出版しているプロのマニュアルを忠実に守れば何か変わるかもしれないと思っていました。

＊･･･間違った努力です。
→おっしゃる通りです
私はまた間違った努力をしていたようです。

＊そういう間違った努力をするから、
貴女はますます「恋愛は辛く、苦しいものだ」という価値観を強めるような経験を
引き寄せてしまうのです。そしてその負のスパイラルから抜け出せなくなるのです。
→日記を書いて思いました。私はまさにこの通りのことを繰り返していました。

＊恋愛マニュアルに自分の魂を売ってはいけません。
→その通りですよね、私は間違っていました。

＊安易に短絡的に表面上のテクニックや手順にしがみつき、
世に溢れる恋愛マニュアルを鵜呑みにするから、余計に恋愛が殺伐としてしまうのです。
→おっしゃる通りです。
沢山の指南書を読むうちに、確かに基礎知識やテクニックは身につきました。でも読めば読むほどどんどんマニュアルに囚われてしまい、恋愛を楽しむことから離れてしまったように感じます。

＊そもそも恋愛は、他人に手順やテクニックを細かく教えてもらってやるものではなく、
自分の感性で展開させていく、単なる【　人付き合い　】なのです。
→そんな根本的なことさえ、忘れてしまっていました。

＊本来は、自分の恋愛くらい、誰の手も借りずに運営できないといけないのです。
マニュアルに溺れて自尊心を傷付け、自分を見失う人は心に闇があるのです。
マニュアルが悪いというよりも、闇を放置したまま他人のテクに依存する人が良くない。
→おっしゃる通りです。みんな悩みながらも自分の力で恋愛しているのに、いつしか私は傷つかない為に、失敗しない為に、全ての判断基準がマニュアルになっていました。
(もちろん、私のように著しく恋愛経験が偏っていたり、恋愛をすると冷静な判断ができなるなるタイプはある程度マニュアルを参考にしてもいいと思います。
でもマニュアルに全てを委ねるのは間違っていました。)

＊その闇を自力で昇華させたら、そこでやっと「土台」がキレイになります。
→これこそ、私の最も重要な課題だと思います。今までも、きっとこれを怠ってきたから私はいつも道を間違ってきたのだと思います。
でも、きっとこれは自分の強い信念と根気がいることですね。

＊それが「本当の自分らしさ」を見失わず、尚且つ他人の知恵を借りて、それを踏み台にして、
自分らしく幸せになっていく本当の手順だと、私は思っています。

→私も素晴らしいお考えだと思います！
気がつけば10年もの間、もがき続けてきた私でもそんな恋愛ができるでしょうか…できるものならそんな恋がしてみたい。
無理なく、私らしく、ちょっと賢く、でも楽しく…そんな恋愛がしたいです。

＊これが、私が思う本当の溺愛です。
女の感情に男が合わせる。好きだから結局、感情的な女を許しちゃう。
彼女の喜怒哀楽だけはどれも受け止めることができちゃう。そういう男が運命の人です。
＊心に闇があるから、怒りや不安、嫉妬などをコントロールしないといけなくなるのです。
＊何故なら、ぶつかりながら腹を割って理解しあおうと互いに努力してきた分、
相手の喜怒哀楽のカタチを多面的に正確に理解し、熟知してしまうからです。
＊楽しくなければ、人はそこから何かを得よう、学ぼうとしません。
＊だからやっぱり（辛かったけど楽しかった！）と思える恋をした方がいいと思うのです。
＊「たかが恋愛に」自分の魂を売り飛ばしすぎです。
＊車のハンドルに「遊び」があるように、恋愛にもある程度は「軽いノリ」＝「ま、いっか」が必要。
＊恋愛は「粋」に展開できると、うまく行くのです。
＊自分を信じる。過去の失敗から学んでキッチリ成長している自覚があれば、
（どうせ今回もダメだろうからセフレスタートでいいや）なんて思わないはずです。

→心に響く言葉ばかりです。
こんな恋愛ならわたしもしてみたい。亡霊のように彷徨い続けてきた私には夢のような恋愛です。
でも夢だなんて思っていないで、せっかく沢山頂いたヒントがあるんですもの、それをもとに少しずつでもこんな恋愛に近づけていきたいです。

＊貴女なりに必死に頑張ってマニュアル通りにやってきたつもりなのに、
（的外れな上に夢は叶わないのだ）と絶望的な気持ちになってしまったのでしょうね。
ゴールする前に「結果」を見せられたような気持ちになったから、ゴールまでの努力すら、
もう、やっても無駄なのだろうと思うようになったのでしょう。

→はい。そんな気持ちになりました。
上手く文章にできないのですが、博士の理論を学べば学ぶほど理想とすべき恋愛のカタチと、私自身のしていることが矛盾しているような気がしていました。
でも、マニュアルに忠実であることが正しいはずなのだから、私は間違っていない。
《私一生懸命マニュアル通りに頑張ってきたんです、辛かったけどマニュアルを信じて精一杯のことをしてきました、私間違ってないですよね？頑張れば彼との幸せが待ってますよね？》そう確認する為に、ここで相談したんだと思います。
でも実際は、皆さんから鋭いご意見や沢山のご指摘を頂きました。絶望になったというよりは、悟ったという方が近い気がします。
そして何よりも…私が彼と付き合いたかったのは、私自身の為であると同時に彼を幸せにしてあげたかったからです。
彼を放っておけなかったから、彼を守りたかったから、2人の幸せの為に…私は辛い道を選び、耐えてきたのです。
それなのに、彼にとってありがた迷惑の鬱陶しいお節介で、ただの重荷だったのなら、それは私が望むものではありません。
私はそんなことがしたかった訳ではありません。
私にはもう何もできることはないし、してはいけないのだと思いました。

＊自分の自尊心が大事か、
それとも、そのマニュアルを完璧に実行することが大事か。

→自尊心…私に一番欠けているものですね。

＊自尊心を大事に扱い、自分の愛で自分の傷を癒し、満たしてあげて、
その「心のコップ」から溢れた分だけを、その愛を惚れた男におすそ分けしてあげる。
＊コップの中の愛は惚れた男にも誰にも絶対に渡さない。
コップの中の愛まで差し出して男に媚びたりなど、絶対にしてはいけない。
いつも自分の愛で、自分のコップを満タンにしておく。死守する。

→こんな風に思ったことはありませんでした。自分を犠牲にすることは簡単にできますが、自分を愛で満たして余った分だけ人に分けてあげる。どうしたらいいんでしょう…自分の愛し方が分かりません。きっと私は今まで自分を愛したことがなかったんですね。

＊これを「精神的に自立している状態」だと私は考えています。
＊コップからあふれた愛だけで、自分以外の人を愛せるようにならないといけないのです。
本当の愛、本物の愛は「自分が満たされているので、溢れた分で相手を包む愛」のことです。
＊自分で自分を愛で満たせない段階で、誰かを愛で包もうなんて順番が違います。
そして、そんなことは絶対に無理です。
だって、自分が持っていないものを相手にあげることはできないでしょう？
愛もそれと同じなのです。自己犠牲の上で成り立っているのは愛ではなく、「媚び」です。
＊それは本当の愛ではないからです。

→おっしゃる通りですね…自分を愛で満たす。
一見簡単そうなのに、私にはどうしたらいいのか分かりません。
いつからこんな風に生きてきたのかも分からないくらいずっと前から、こうやって生きてきてしまいました。
私はきっと自分からも愛されずに生きてきたから寂しくて、弱かったんですね。

＊貴女はまず、過去の経験からちゃんと自分の課題をみつけて、
同じ行動を繰り返さないように、根本的な原因としっかり向き合って、
心の闇を癒して、好きな人に嫌われる恐怖みたいなものを克服しないといけません。
＊だから、怖いからって自分から下に入ってしまう、その癖を克服する必要があります。
どうやって克服すれば良いのかは、自分の頭で考えましょう。
答えは